わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

かわいがられているようだ

 五時四十分起床。涼しい朝。雨は降っていないようだ。ここ数日熟睡できていないのは、この気温の変化ゆえか。いや、涼しいのだから眠れるだろう。ところがそうはならない、というのが人間の睡眠の不思議なところか。

 日曜だが、午前中は仕事。某案件の企画書。アイデアは平日に固めておいたから、あとは説明するためのカタチにするだけ。

 実家から野菜が届いた。ゴーヤ、空心菜、ジャガイモ、そして九条ネギ。

 午後はランニングへ。善福寺川沿い、和田堀公園方面へ12kmちょい。涼しいが湿度は高いので、ペースを上げると一気に息が上がる。雨が止んだ今がチャンスとばかり、多くの人が遊びに来ていた。四阿で酒を飲んでいるじいさんがいたなあ。そして、地域猫。かわいがられているようだ。

 
 
 
 
 
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 松浦理英子「ヒカリ文集」最終回(「群像」2021年9月号)読了。本心や性格からではなく、表層的な優しさを持つがゆえに、多くの人の感情を振り回してしまう女性が多面的に描かれている。演劇集団や男性も女性も恋愛対象という設定の特異さが際立つのだけれど、それら以外の部分で考えると、こういう人物はここ数年、増えているような。その状況自体が、社会をより表層的に、そして多層的にしているのかもしれない。深淵の部分はより深い闇になるのではないか。そんな、要らぬ心配をしてしまう。いや、必要な心配か。