五時四十分起床。最近は目覚まし時計代わりにしているスマホのアラームを、スタンダードだが華奢な印象のあるか細くて単調な電子アラーム音に設定している。この音があまりに繊細すぎて、何が鳴っているのかよくわからないことがある。だが、一秒もすればすぐ、これは目覚ましアラームだ、と気付く。その一秒がなぜか気に入ってしまって、このアラーム音をもう一カ月以上使い続けている。
仕事。某案件の企画書を仕上げて送付。つづいて別の案件の原稿をチェックして送付。前者は問題なかったが、後者は微調整の依頼が入った。ちょっとクドすぎたかな、と反省。
午後からは別の案件に取り掛かる。要素が多過ぎて、何が何やらという感じ。こんな時は、情報をひたすら整理するしかない。それだけで数時間かかってしまった。だが、これをやっておかないと、より多くの時間を浪費することになりかねない。
夕方、ウォーキングへ。人が少ないと感じるのは、コロナのせいなのか、それとも世間がお盆休みに入りつつあるからなのか。確かに、今日から休みという取引先の方は多い。
松浦寿輝「香港陥落 ——Side B」(「群像」2022年9月号掲載)。夏恒例・戦争特集のしょっぱなを飾る作品。以前読んだ短篇の外伝的な内容らしい。