わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

さらにさらに別の/湯シャン5日目

 五時四十分起床。昨日ほど寒くはないが、冷え込みは感じる。特に北西側にある書斎は陽が当たらないせいか冬はなかなか温度が上がらない。暖房で一度高めてしまえば、その後はある程度キープできるのだが。

 仕事。某案件の原稿を送り、別の案件の企画書も送り、さらに別の案件に取り掛かる。複数の差し替え版をつくるというオペレーション的な意味合いの強い作業。だがこれも立派な仕事だ。

 午後からはさらにさらに別の案件。こちらはとことん左脳を使うのだが、右脳を使うことを前提に左脳を使う、みたいな色合いが濃く、従って、非常に疲れる。

 夜は食事しながらNHKで放送していた古墳をテーマにしたバラエティ特番を観た。MX「お江戸に恋して」のレギュラーをやっている歴史タレントのほーりーさんこと堀口茉純さんが出ていた。江戸文化だけでなく古代文化にも強いとは。

 

 若松英輔「見えない道標(10)」(「群像」2022年4月号掲載)。神経症からの回復に役立ったマルセル、小林秀雄、そしてヒルティ。小林以外はよう知らん…。今号のラストが胸に刺さったので引用。

 

 人生は人に、知ることだけではなく、生きることを求めてくる。知ることが無意味なのではない。生きることにつながらない知が虚しいだけだ。知が、頭脳的であることを止め、生とのつながりを回復するとき、人は自己への愛を発見するのかもしれない。

 

 

 

 

 

 湯シャン5日目。頭皮の不快感は特にない。ウルトラファインバブルのシャワーヘッドを使っているからかもしれない。