腰のあたりに少しだけ溜まる - わたしが猫に蹴っとばされる理由

　五時四十分起床。まどろんだ感覚がなかなか抜けないのは、熟睡できなかったからか、それとも眠り足りないだけか。だが一度起き上がれば体は好調だ。せっせと身支度し、葵を少しかまってあげた。

　仕事。少しだけ作業してから銀行で納税。明日の午前中に行くつもりだったが、大雨という予報なので慌てて予定を変えた。午前中は雨の気配はない。ただ、湿度は高く、空は雲に覆われている。歩けば汗をかき、背骨のくぼみを伝わって、腰のあたりに少しだけ溜まる。

　戻って作業再開。パンで昼食。

　午後、注文していたランニングシューズが届いた。

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　夕方、某案件の打ち合わせ。USB紛失事件の話題で盛り上がった。

　妻が吉祥寺で買ってきてくれたソーセージやハムなどの盛り合わせとドライトマトとオリーブのサラダで昼食。うまし。

　井戸川射子「この世の喜びよ」（「群像」2022年7月号掲載）読了。人を好きになることの切なさ。すれ違うことのもどかしさ。この作者はこういった感情を描くのが本当にうまい。