わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

いつも姪っ子を見るような気持ちで

 五時四十分起床。昨夜のランニングで回復しつつあるアキレス腱がどんな影響を受けているか、もしかしたら炎症状態に逆戻りするのでは、と少し心配していたがそんなことはなく、患部に多少の違和感はあるものの痛みはなく、運動機能的にはまったく問題はない。これなら大丈夫そうだ。

 午前中はせっせと掃除。涼しいのでそれなりにはかどった。

 十一時三十分、東京MX「ぐるり東京江戸散歩」。江戸時代のおやつ。この番組は現代的視点と江戸文化への敬意がいいバランスになっていて、とても楽しい。ナビゲーターの森マリアちゃんもかわいい。いつも姪っ子を見るような気持ちで視聴している。その流れで「土曜はカラフル」を観ながら昼食。冷やし中華。小原ブラスがゲストで出ていた。

 午後は仕事。某案件の原稿。ほぼ構成は決めておいたのだが、書きはじめるとうまくいかない。だが模索しつつ書き進めていたら、ラストはいい感じに着地できた。これだから、文章を書くことはやめられない。本当に楽しい。キャッチコピーをつくるのも大好きだが、長文はとても性に合っている。

 夕方、妻とウォーキング兼買い出し。涼しくて快適。駅前は人が多かった。

 夕食はアップルタイザーとピザ、鶏トマトシチュー、サラダ。アップルタイザーは暑気払い感覚かな。

 

 鷲田清一「所有について(17) 直接性をめぐって」(「群像」2022年9月号掲載)。ルソーの「社会契約論」をテキストに、〈所有〉と〈固有〉、そして〈清潔〉の概念の連動性を検証する試み。ちょっと難解なのだが、最後のほうに出てきた自己愛と自尊心の違いをフックにすることで、ちょっとすっきりした。だがやはり、この読解だけでは先に進めそうもない感じ。社会性の獲得には至らない。