五時四十分起床。寒い。急な冷え込み、冬のようだ。動物たちが心配になったので軽く暖房を入れた。
仕事。同時進行の件数はそれほど多くないというのに、こまごまとしたメールが相次ぎ、こちらもこまごまとメールを返すことになり、そのたびに頭をこまごまと切り替える必要がある。こんな時は思考の質もこまごま、こじんまりとして、かつ断片的になりがちだ。
夜、ランニングへ。4.7km、軽く走った。夜風が最初は寒かったが、次第に心地よくなった。
小川洋子「耳たぶに触れる」(「群像」2023年12月号掲載)の前半。連作短篇の2回目。目次に記載されている概要によれば、VRアニメーション『耳に棲むもの』から生まれた物語、らしい。1回目の作品も耳がテーマだった。最高に変な小説だったなあ。こちらはまだ、それほどへんではない。