五時四十分起床。冷え込みの厳しさに辟易しつつリビングから外に目を向けると、雪が向かいの一戸建ての屋根にびっしり積もっていたので驚いた。みぞれかと思ったがぼた雪に近く、それが風に煽られて横へ横へと降り流されていく。交通機関が心配になったが九時にはやんでしまったようだ。午後になるとすべて跡形もなく溶けてしまい、本当に雪だったのかと不思議な気持ちになった。
十五時、西新宿にて某案件の二度目のプレゼン、というか質疑応答。いい感触のような気がしたが、どうだろう。
戻って作業再開。昨日まではまた土日働くことになるかと思っていたが、なんとかなりそう。
沼田真祐「ながれも」(「群像」2023年7月号掲載)。冒頭を読んだだけだが、なんとなく晩期の古井さんを思わせるところがある。