わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

強い音が響いて

 五時四十分起床。一ヶ月ぶりの完全休日、とはいえ確定申告をする必要があるから、ほんの少しだけではあるものの、仕事をするようなものだ。

 朝のうちはモノクロのマーブル模様に近い、明るいがやや濃淡のはっきりした灰色の雲に空が覆われていたが雪の気配は一切なく、八時を過ぎるとすっきり晴れた。しかし風は強いようで、時折建物や電線を煽るような強い音が響いてくる。気温もそれなりに下がり、体感としても寒い。

 午前中は家事に終始。午後からは確定申告。医療費のエクセルファイルへの取りまとめはしてあるので、あとはWebブラウザ上で必要事項を入力するだけ。一時間ほどで済ませることができた。医療費の還付金は13,000円くらいだった。

 その後は妻とウォーキング兼買い出し。やや寒い。

 夜は「R-1グランプリ」。吉住か街裏ぴんくかな、と思ったら後者が優勝した。

 

 工藤庸子「文学ノート・大江健三郎(8) Ⅲ 神話・歴史・伝承 『万延元年のフットボール』『同時代ゲーム』」(「群像」2024年4月号掲載)。難解な初期代表作を、大江さんが残した大量のエッセイ(主に文学論や創作論)をガイド役に紐解いていく。『万延元年』は大傑作ゆえに語りたくないという評論家は多いんだろうなあ。グロいし。