わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

2009-09-01から1ヶ月間の記事一覧

チュパカブラ発見?

謎の吸血動物の死骸か!? うーん、犬の仲間のような気がするが。記事にもあるけど、コヨーテの変異種とかフツーの雑種犬とか。少なくとも、あの口でチューチューと血を吸うとは思えない。絶対口の横から漏れる。ありゃ、肉をハムハムと喰らうための口だ。 htt…

一国一城の主になるなら

ぼくが、ではなくて、猫が、の話。いやあ、壮観です。猫界のガウディです。サクラダ・ファミリアです。名古屋城です。金のしゃちほこ付けたいです。 [rakuten:plusplus:10001425:detail] [rakuten:rabbit-house:10007454:detail] [rakuten:comcon:10004618:d…

秋猫二態

↓秋風そよぐ窓辺に置かれたロデオボーイの上でくつろぐ麦次郎 ↓暑さが過ぎ、ようやくマトモに育つようになった自家栽培猫草をハムハムと食らう花子

菊地成孔『スペインの宇宙食』

歌舞伎町を拠点に活動するミュージシャン兼文筆家兼大学講師、初のエッセイ。仕事の関係で、資料として読んでいる。 生まれ育った銚子の街にある場末の酒場やストリップ小屋での記憶やトラウマ体験、リストカット常習犯の女友達の保護と叱咤などなど、免疫が…

色川武大『生家へ』

「作品1」読了。幼少期の記憶の描写から、いつの間にか滑り込むように非現実世界に移行している。漱石の『夢十夜』とも鏡花とも違う幻想小説。生家へ (講談社文芸文庫)作者: 色川武大,平岡篤頼出版社/メーカー: 講談社発売日: 2001/05/10メディア: 文庫 クリ…

池澤夏樹=個人編集 世界文学全集 イタロ・カルヴィーノ/ ダニロ・キシュ『庭、灰/見えない都市』

またまたDMの紹介。「以前に「ガブリエル ガルシア=マルケスの『予告された殺人の記録・十二の遍歴の物語』」をチェックされた方に、イタロ・カルヴィーノの『庭、灰/見えない都市』のご案内をお送りしています。」だって。 カルヴィーノは軽いのだが意外に…

おむつをして部屋の中をうろうろ徘徊

五時四十分起床。今日も曇り。雨は降らなかったらしいが、新聞はビニールに包まれた状態で配達されていた。あれを見るといつも、おむつ、と思ってしまう。おむつなら内側から出てきた水分(つまりおしっこ)を吸収するものだから、外から降りかかる水分(つ…

霞ヶ関「くつ炉ぎ・うま酒 かこいや」のランチ

炭火やきとり丼。炭火の香ばしさはニンゲンにプリミティブな興奮を感じさせる。そんなことを痛感しつつ頬張った。これに薬味たっぷりの素麺と茶碗蒸しがついて1,000円。普段は自宅で米炊いてちょっとしたお総菜だけで済ませることが多いので、ちょっとだけゼ…

寝る

五時四十五分起床。午前中から外出し、麻布十番で打ち合わせを立てつづけに二本こなしてから霞ヶ関に移動。自宅に戻ってもよかったのだが、一時間少々ですぐ外出になるのがイヤだったので、外であれこれ作業をすることにした。昼食を済ませてから、ビルの地…

我流・マンダラートPDA版利用術 入門編

よくよく考えるに、昨日アップした情報はマンダラートにある程度触れている人でないと理解できない内容だった。というわけで、今日はもう少し初歩的なものを。 基本を学びたいなら、今泉氏の著作を一冊読むのが一番いい。有料版のメルマガ(マンダラート公式…

西荻・飲み屋街の猫たち

↓ラーメン屋の看板の上で夢を見る ↓寿司屋の前で店の扉が開くのを待つ ↓ついでに。仕事部屋に置いてあるコピー機の前で中途半端に伸びる花子

色川武大『生家へ』

連作短篇集。「作品1」。人一人いない生家の部屋の中の幻を繰り返し見る男。イマジネーションと幻想が、冷静な自己分析とともに淡々と展開される……らしい。「らしい」と書いたのは、まだ導入部数ページしか読んでいないので。 石川淳の「かよい小町」をかな…

着実に歩み寄ってくる

五時四十五分、肩の凝りで目が覚めた。おそらく朝の冷え込みで肩の血行が悪くなったのだと思う。じりじりと焼けるような朝日に悲鳴を上げながら起きる、ということが今年の夏は少なかった。秋は着実に歩み寄ってくる。一歩寄るごとに蝉の鳴き声が少なくなり…

たまにはJazz(というよりも、ぼくのようになーんも知識がない人のためのJazz入門)

またまたDMが届いた。メールのタイトルは「上原ひろみ、初のピアノソロ、キース・ジャレット新作、Swing Journalゴールドディスクほかジャズ情報」。「Amazon.co.jpでジャズのCDをお買い上げいただいたことのあるお客様に、このご案内をお送りしています」だ…

我流・マンダラートPDA版利用術

iMandalartの登場以来、「マンダラート 使い方」などのキーワードでここに辿りつく方が案外多い。たしかにマンダラートは何度か取り上げてきたが、今まで詳しい使い方については一切触れていなかった。この際だから公開します。あくまでもこれは使い方の例な…

石川淳『焼跡のイエス/善財』

「焼跡のイエス」読了。っていっても、三ページくらい読み残していただけなのだけれど。 聖と俗の境界とは? いや、聖と悪の境界、と訊ねなおしたほうがいいかもしれぬが。 つづいて「かよい小町」。これまた戦後間もないころが舞台。モノ書きもしている学生…

歳を取るとはこういうことか

五時四十五分起床。台風一過、朝から脳天気な青空が広がるかと思いきや、朝日は曇りがちの空から控えめに顔を覗かせる程度で、空気は凜と冷たい。だが、身支度やらドウブツの世話やらを進めるうちに、少しずつ気温だけは上がっていく。日が昇るのと比例して…