わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

2010-05-01から1ヶ月間の記事一覧

要求の嵐、毎朝の儀式

花子に噛まれて目が覚めた。三時三十分。朝ゴハンを催促したらしい。ゴハンを与え、水も飲ませ、二度寝。今度は五時に起こされた。六時まで眠りたかったがしつこくせかされたので五時半に根を上げてしまった。起きれば気が済むだろうと思ったが、今度は足元…

大西巨人『迷宮』

いよいよ最終章。旅人の死の背後に潜むものは何だったのか。もうすぐ読み終わる。時間かかってるなあ……。迷宮 (光文社文庫)作者: 大西巨人出版社/メーカー: 光文社発売日: 2000/02メディア: 文庫この商品を含むブログ (23件) を見る大西巨人の作品はこちら。

四元さんの格調

五時三十分起床。慌ただしく身支度し、七時に家を出る。空にはやや濃い灰色をした雲が平坦に広がっていた。さわやかな朝日のもと、颯爽とした足取りで駅に向かう自分を想像していたのだが、どうやらそうはいかないらしい。下りだというのに満員に近い乗車率…

大西巨人『迷宮』

春田は数日間の滞在期間中、さまざまな関係者に会って話を聞くが、他殺だという決定的な証言を得ることができぬまま、東京に戻ることに。しかし、成果らしきものはあった。そして彼は、車中で偶然……。 先が読めてしまう展開なのに、読みはじめると、読めてい…

そんなに闘いたいのかね、キミは

斬る相手は雨らしい。 [rakuten:keitaistrap:10069798:detail] 【販売中/送料無料】アンブレラサムライ!日本刀!?ネット限定特価】 サムライアンブレラ【10P12Jul14】【送料無料】 サムライアンブレラ 【全米GEEK界激震 ThinkGeek の戦国グッズ Samurai Sw…

今日の事件簿

●4kmでマイナス1kg事件 ●ぎりぎり企画書事件 ●ぴったり見積事件 ●ふっとい軸になりました事件 ●そうか、そういうことだったのか事件 ●講演ですか事件 ●もう少しサービスしてほしかったなあ事件 ●シンプル&シャープって感じですな事件

大西巨人『迷宮』

春田は鏡山に向かい関係者に聞き込みをしてみたものの、どうやら成果はなし。だが、もうこの時点で旅人の死因が見えてきている。問題は、その背後に隠れた思想……。迷宮 (光文社文庫)作者: 大西巨人出版社/メーカー: 光文社発売日: 2000/02メディア: 文庫この…

遠吠えのように

五時四十五分起床。いきなり花子に大騒ぎされ、何かと思えば一時間十五分後にウンコ。どうして猫というドウブツは大人しく排便できないのだろう。麦次郎も騒ぐ。ウンコした後でオオカミの遠吠えのような声を出したりする。遠くにいる仲間に、ウンコが出たこ…

高橋源一郎『「悪」と戦う』

ネットで購入予約していたものが、一昨日到着したのだけれど開封できずにいた。 高橋源一郎さんの最新作。『文藝』に連載されていたようだけれど、連載中はノーチェックだったなあ。帯にはこうあります。 戦う 「ねえ、“あく”って、ほんとうに“あく”なのかな…

iPod touchにEPWINGの辞書データをインストール

物書堂さんの「大辞林」を買おうかと思っていたのだが、iPhone/iPod touchでもEPWING形式の辞書ビューワソフトがあることを知り、夕方の暇な時間を使って早速インストールしてみた。インストールしたのはEB Pocketというアプリの無料バージョン。無料版は動…

大西巨人『迷宮』

「第五章 鏡山市往反」に突入。仕事の出張を兼ねて、春田は新幹線で鏡山市へ。旅人の死の真相に迫ろうとする。 当然ながら新幹線の中では旅人の死に関する情報そのものや情報を得たときの様子が回想されるのだが、回想が進むにつれて、春田は旅人が厭世自殺…

メリハリ

六時起床。鼻水少々。わずかながら締まるような息苦しさを感じ、ぜん息の発作か、と緊張したが、ピークフローの値は正常でまったく問題はなかった。疲れが出ているだけらしい。だが、そうも言っていられない。早朝から仕事に取り掛かる。が、尋常ならざる集…

心を通わせあう二匹

楽天で買ったモンステラ柄のラグ

あんまりモンステラっぽく見えないところが気に入っている。サイズは200×200cm。ホットカーペットの上にかけている(しまう場所がないので一年中敷きっぱなしなのだ)。カラーはベージュ。毛足短め。フェノール系ポリマーを使った抗アレルギータイプの素材を…

ロルフィング・第3回目 その後(1日経過)

眠い。具体的な症状は今日の日記に書いた通り。 足が左右に広がったのか、ちょっと足の小指の横っちょが靴に当たっている。 両肩が筋肉痛。 ボディワーク入門―ロルフィングに親しむ103のテクニック作者: 小川隆之,斎藤瑞穂出版社/メーカー: 朱鷺書房発売日: …

大西巨人『迷宮』

旅人による講演。イプセン「幽霊」論のつづき。内容が文学のことから、尊厳死や安楽死、尊属殺人の話にズレはじめている。いや、おそらくこれが大きなテーマ。旅人の死の理由にもつながる……のだろうか。迷宮 (光文社文庫)作者: 大西巨人出版社/メーカー: 光…

酔ったような

やっぱり五時半に起こされるのか、と思っていたら、六時まで寝かせてくれた。花子、ぼくが昨日のロルフィングで猛烈な眠気に襲われたことを気にしてくれたか。そう思いたいのだが、ならば夜中の三時ににゃんにゃんと大騒ぎをしてゴハンをせがんだりはしない…

三鷹・武蔵野うどん 彩花庵

三鷹駅にテナントで入っている立ち食い系(座れるけど)のうどん屋さん。食券式だしセルフサービスだし、ちょっとせわしない感じなのだが、うどんにはそれを引き算してもなお残る魅力がある。 もともと武蔵野では小麦粉の栽培がさかんだったらしく、各家庭で…

ロルフィング・第3回目

体側、すなわち身体の側面の調整。今までのうちで、いちばん不思議な感じだったかな。施術者の扇谷さんは身体に手を触れているだけなのに、時間をかけてゆっくりと、ではあるが、身体の横側や腕、肩、肩胛骨の下あたりなどが、どんどん伸びていく感覚がある…

浮かれの終演

今日も五時三十分起床。猫がこの時間に起きるようになってしまった。起きるとはすなわち騒ぐということで、こっちはおちおち寝ていられない。仕事があふれんばかりの勢いになっているから早起きはかえって都合がいい、と割り切り、毎朝早起きをつづけている…

週刊モーニング

なんか、大きな動きがどの作品も少ないような気がする。じわじわとストーリーが展開している。 「島耕作」と「神の雫」は休載だった。社長 島耕作(5) (モーニング KC)作者: 弘兼憲史出版社/メーカー: 講談社発売日: 2010/02/23メディア: コミック購入: 4人 …

おぼろ脳みそ

五時半に起きて早朝から仕事をすると昼頃にはアタマがおぼろ豆腐みたいになってくるのだがそれは形がくずれてもう何も考えられないということではなくて思考の論理性というか構造というか骨格というかそういうものはかなりなくなってくるような感覚があるの…

大西巨人『迷宮』

講話、イプセン論のつづき。忙しかったのであまり読みすすめられてないんだよねえ。迷宮 (光文社文庫)作者: 大西巨人出版社/メーカー: 光文社発売日: 2000/02メディア: 文庫この商品を含むブログ (23件) を見る幽霊 (岩波文庫)作者: イプセン,原千代海出版社…

漢字を書きたくなくなるくらい、いっぱい仕事をしたのです

きょうは、5じ30ふんくらいにおきて、おそうじとか、どうぶつのせわとかをして、やさいジュースとヨーグルトであさごはんにして、ごみだしをして、あめがふっていて、でもあんまりつよくなくて、そのうちやんで、やみそうなかんじのときからおしごとをは…

大西巨人『迷宮』

旅人の、自殺する三年前(になるのかな?)に行われた<知行鍛錬運動>夏期研修会における講話の内容紹介。今のところ、ノルウェーの劇作家であるイプセンの作品『幽霊』論になっている。イプセンって読んだことないし芝居も観たことないや。 http://ja.wiki…

両方の羽根を広々と

五時五十分起床。外に出ると、弱く雨が降っていた。霧雨に濡れたマンションの外廊下を、一匹のサワガニがひっそりと横歩きしている。なぜかそんなイメージが沸いた。 仕事。某生保会社パンフレット企画、某大学広報誌など。 午後より外出。雨が止んだ瞬間を…

甜茶

思い返すに、3年くらい前までは、アレルギー性鼻炎が出る時期のちょい前から毎日これを飲んでいた。効果があった、ということなのだろうか。というわけで、ドラッグストアを廻って手に入れてみた。うっすら甘い味が気に入っているのだが、カミサンは苦手だと…

大西巨人『迷宮』

春田は旅人の近作エッセイを読むことで、彼の死が自殺ではないことを確信しようとする。一方で、旅人は何らかの「裏切り」が原因で文壇を去ったのではないか、そして死の理由もまた「裏切り」に関わるものなのではないか、と考えはじめる。いずれにせよ、答…

今日はいったい何曜日なのか

五時三十分、今日は何曜日か、といきなり疑問にとらわれた状態で目が覚め、今日は何曜日なのか、日曜のような気がするが、どうも違いそうだ、ならば土曜か、いや違う、ということは、月曜日なのか、つまり働く日なのか、としばらく考えつづけてしまった。デ…

今日の事件簿

6kmくらいかな? 事件 カルガモの親子見つけた事件 猫によく会う朝事件 鼻水がとまらない事件(明日、病院に行きます)