わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

2010-08-01から1ヶ月間の記事一覧

桃子の近況

糖尿病との闘病生活をつづけている花子の娘・桃子、1カ月ぶりくらいに会ったが、かなり肉付きがよくなっていた。体重も増えてきたのだそうだ。やや体力の衰えがあるものの基本的には元気で、快活に動き回っている。ひとまず安心かな。 写真撮るの忘れちゃっ…

蓄える

予定のない土曜日だというのに五時半に起きる。いや、逆だ。五時半に起きたら予定のない土曜日ということになっていることに気づいた。仕事をしようと思っていたのだが、とある案件のスケジュールを1週間ほど勘違いしていたので今日ムリに働く必要はないと判…

*[読書日記]古井由吉『やすらい花』

「生垣の女たち」読了。老人の葬儀の手配をする素性のわからぬ女性と同棲中の二人の、布地がこすれ合うような雰囲気のある交流の描写がすばらしい。 やすらい花作者: 古井由吉出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2010/03メディア: 単行本 クリック: 17回この商…

ロルフィング・第9回目(微調整)

下半身の微調整が中心。施術後は、歩く姿勢がよりいい感じに。足取りも軽くなった。ボディワーク入門―ロルフィングに親しむ103のテクニック作者: 小川隆之,斎藤瑞穂出版社/メーカー: 朱鷺書房発売日: 2005/07メディア: 単行本購入: 6人 クリック: 22回この商…

ハリボテフェスティバル

五時三十分起床。目覚めると同時に窓を開ける。隣りのマンションの壁を焚き火やキャンプファイヤのときの炎のようなオレンジ色に染め上げる朝日を見てたじろいだが、あの光の染まり方、というよりも色の加減はその一瞬だけだったようで、たちまち夏の朝らし…

週刊モーニング

王欣太の新作、かなり期待できそう。マイケルもどきも出てくるし。極厚 蒼天航路(10) (KCデラックス モーニング)作者: 王欣太,李學仁出版社/メーカー: 講談社発売日: 2009/09/23メディア: コミックこの商品を含むブログ (3件) を見る極厚 蒼天航路(9) (KCデ…

今日の事件簿

やっと事件 歯磨きしているぼくの手の動きを利用してほっぺたを掻く花子事件

水木しげる「墓場鬼太郎」「河童の三平」

カミサンが図書館から借りてきた『水木しげる作品集』みたいな本に掲載されていた。鬼太郎は十年くらい前だったかな、マイブームが起きて『その後のゲゲゲの鬼太郎』を含む全作品を読破したのだが、改めて貸本版を読み直すと、やっぱり水木さんはスゲーなあ…

古井由吉『やすらい花』

「生垣の女たち」。老人に万が一のことが本当に起こってしまう。男と女は老人の遺言書に記されていた女性に連絡を取る。女は正体不明だが、男の親族たちにテキパキと連絡をはじめ……。この一連の流れ、古井さんにしては妙に物語的で、読んでいて妙にハラハラ…

壊れた時計と蜩の力

五時三十分起床。暑さより眠さに襲われ、なかなか起き上がれず。五時間は寝ている。睡眠が足りないということか。熟睡できていないとも考えられる。はたまた、暑さが眠気を誘っているのか。いや、最後のはなさそうだ。眠り足りない。確かにそうかもしれない…

古井由吉『やすらい花』

「生垣の女たち」。戦後まもないころだろうか。駆け落ち同然で同棲先を探していた男女が、老人が一人で暮らす百坪ほどある平屋の離れに住みはじめる……。個人的には、この作品集で一番完成度が高いと思っている。 やすらい花作者: 古井由吉出版社/メーカー: …

盛夏の圧力

五時三十分に目が覚めるが、五分ほど布団の上で朦朧としてしまった。眠り足りない、というよりは、まだ寝ている、と言うほうが近い。上体こそ起こしてみたが、あぐらをかいたまま、脳みそはまた寝ている。夢を見ている。そのくせ体はなかなか温度の下がらぬ…

古井由吉『やすらい花』

「やすみしほどを」。連歌はあっけらかーんとしていながらも、よくよく読めばみな絶望の淵ぎりぎりをなぞるような感覚。なにやら怪しい気分になってくるのだが、最後の4行を読んで、救われた気がした。引用。 生まれては馨しくあれな暫しとも このひとときを…

[日記]あまる時間 五時三十分起床。朝っぱらから花子のしっぽを踏んづけてしまった。花子もぼくも悲鳴を上げてしまった。 十一時、汗だくになりながら飯田橋へ。某薬品メーカーの通販サイト企画の打ち合わせ。ぶれまくっていた方向性をシステム開発会社の方…

古井由吉『やすらい花』

「やすみしほどを」。手術を目前にしながらも、主人公の連歌はつづく。止まりそうなことがない。やすらい花作者: 古井由吉出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2010/03メディア: 単行本 クリック: 17回この商品を含むブログ (35件) を見る古井由吉の作品はこちら…

落ち着きのない子どもたち

六時起床。曇りがちだが気温だけで考えれば心地よい朝。ただしそれは七時までのことで、時間が過ぎるにつれて当然ながら気温は上がる。 八時、久々にランニング。善福寺川沿いを7kmくらい。薄い雲が空を曖昧に覆っている。陽射しは決して強くないのだが、そ…