わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

PSION NETBOOK PRO

 かつてSeries 5という傑作PDAを製造販売していたPSION(サイオンと読む)の、コンシューマー向け最終製品。かつてはEPOCという独自OSを展開していたが、これは現在携帯電話用のSymbianへと姿を変えている。NETBOOKも初代はEPOCだったが、最終製品のPROではMicrosoftWindows CE.NET 4.2に変更されている。個人的には、かつてNECモバイルギア2やドコモのシグマリオン、シャープのテリオスなどを使っていたせいもあって、Windows CEのほうがなじみ深い。Windowsは苦手だが、CE、それもHandheld PC系のOSは大好きなのだ。
 今回は、ヤフオクで実働十時間程度の超美品を落札した。午前中にブツが到着。さっそく開封してみる。さほど高級感の感じられないおおざっぱで無骨なデザインではあるが、嫌いじゃない。むしろ強引な感じの漂うコンパクトさ(無理やり小さくしたぞ、という…)には好感が持てる。持ち上げる。重さ、わずか1kg。近頃は同程度の重さのノートPCがたくさん販売されているが、電源オンで1秒後には画面を開けるものは皆無。予想以上に液晶は大きい。少し黄ばんでいるような感じだが、乱反射もせず、比較的見やすい。キータッチは、Happy Hackikng Keyboard Professionalに慣れている身としてはかなり浅く、ねばっこく感じる。キーピッチは思ったほど窮屈ではないが、長時間打っていると肩が内側に入り込む感じ。縦に猫背になるのではなく、横に背中が丸まるというか。肩の部分だけが弓なりに内へ内へと曲がっていくというか。いくらフルキーボード搭載とはいえ、長時間の作業には向かない。身体的にきついだろう。日本語変換が馬鹿なのも困る。これはわかりきっていたことだが。いずれ、ATOKを導入する予定。
 と、ボロクソ書いているようだがこのあたりは想定内。文字入力の手軽さではどんなPCにも負けないと思う。仕事の合間に、ちょこちょことセットアップしようと思う。ほぼPIM専用として使っているPalm TXとは別に、「書く」ためのツールとしてバリバリ活用したい。