わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

おねーちゃんのごとく

 秋分の日。
 六時三十分起床。換羽期を迎えたセキセイインコのぷちぷちは低血圧のおねーちゃんのごとく朝に弱くなり、嫌なことつづきで意気消沈したおねーちゃんのごとく不機嫌になる。七時には、夜のあいだ鳥かごにかけておいた黒い布を取り、起こしてあげるのだが、いつもなら数分でパチクリと目が覚め、開け放った窓の向こうから聞こえるスズメやらシジュウカラやらの鳴き声に反応してキョンキョンと、箸が転がるだけで大爆笑するお年頃のおねーちゃんのごとく大騒ぎをするところだが、ここ数日は三十分経ってもまったく動かず、声をかければ、ケッ、と、悪さしたことをとがめられたヤンキーのおねーちゃんのごとく悪態をつくような声で小さく鳴き、思春期反抗期のまっさかりでおとーさんなんてだいっきらい、もう口もきかない、って感じでツンツンしている女子中学生のおねーちゃんのごとく、飼い主であるぼくと目もあわせぬ始末。朝食後は鳥かご掃除しながらちょっとだけ外に出してやり日課のインターバルトレーニング(2メートルくらいの距離を何度も往復する。森三中のごとくデブなのでダイエットしているのだ)するのだが、なかなか朝食を食べてくれないので掃除もトレーニングもできない。もっとも、換羽期は体力をかなり消耗するようなので(不機嫌なのは毛が抜けるという事実に対する苛立ちだけでなく、体力の消耗にもよるらしい)トレーニングは控えめにしている。幸い、今日は不機嫌さは相変わらずだったものの、すぐにゴハンを食べてくれた。かごの中を覗くと、昨日より抜け落ちた羽根の量が少なくなっている。もう終わりかけか。抜けるのが終わると、今度は生えるほうがはじまる。
 午前中だけ仕事。昼食はクイーンズ伊勢丹で買った「直久らーめん」を食べ、足らなかったのでそうめんを茹でて残った汁にぶち込み「らーにゅうめん状態」にして食べたら多すぎてそのままぶっ倒れ、気づいたら二時間も過ぎていた。午後から阿佐ヶ谷まで散歩するつもりだったが、断念。荻窪駅前まで出て、ドコモショップで「これだけはやらねば」と思っていたDCMXカードの手続きだけして戻った。
 夕食は土曜の朝に関テレ/CX系で放送している「にじいろジーン」で紹介していたサンマのコチュジャン和えに挑戦。三枚に下ろしたサンマに片栗粉を付けてフライパンで焼き、そこにコチュジャン、醤油、日本酒、砂糖でつくったタレをブチ込んで軽く煮つめる。皿に盛り、白ごまをふりかけ、白髪ネギ、大葉千切り、刻み海苔をアホか、というくらいわんさかと乗っけて、最後にマヨネーズをシュシュシュとかけて完成。番組ではゴハンに乗せてカフェめしにしていたが、夜は炭水化物を摂取しないことにしているので単品で食べた。レシピはこちら。身の柔らかいサンマを三枚に下ろすのに苦戦したが、仕上がりは大満足。たしかにゴハンが欲しくなる味。おなじタレを使って豚ロースや鶏でやってみてもイケルと思う。
http://www.ktv.co.jp/recipe/index.php?ac=detail&id=4637