六時二十分起床。晴れ。今日も暑そうだ。昨夜のランニングの疲れが微かに残るカラダの重さを感じつつ、シーツとタオルケットを洗い、布団を干す。日差しは強いが空は秋の気配。ランニング中も秋の虫の声が心地よかった。この季節は、草むらの中にわんさかとコオロギやらキリギリスの類がいる様子を想像しながら走る。
午前中は掃除。作業しながら、録音しておいた「伊集院光 深夜の馬鹿力」を聞く。柴田理恵の実家に泊まって「おわら風の盆」を見に行った話をしていた。おわら風の盆の人たちを、毎年七月に西荻窪に招いて「おわら風の舞い」と称するイベントが開催されているのだけれど、幽玄な雰囲気はガチャガチャした中央線風情の町並みではなかなか再現できないのかな、と思ったことがある。柴田理恵の犬がおしっこをもらした話に爆笑。
午後はTBSテレビの、アンタッチャブル柴田が出ていた動物の骨格や筋肉の構造に関する番組を観る。老衰で、動物園でなくなったメスのアムールトラを骨格標本にしていた。ご遺体がしっかり活用されている。すばらしい。
その後、吉祥寺へ。あれこれ日用品を買ってから、東急百貨店の山形物産展へ。牛肉のお弁当、お箸など。ご当地ジェラートも食べた。そばの実、それからずんだ。帰りがけに、エスカレーターで楳図先生と乗り合わせた。赤白ボーダー、キャップ、コンバースと、相変わらずのお姿。お元気そうだ。ちょいちょいお見かけするが、声をかけないのがマナーだと思っている。地元愛にあふれた方だから、お散歩中や買い物中は邪魔しちゃいけない。
楳図かずお『漂流教室』異次元への旅 (別冊太陽 太陽の地図帖33)
- 作者: 太陽の地図帖編集部
- 出版社/メーカー: 平凡社
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夜はランニングしようと思ったが、雨が降りはじめたしSiriは雷になる可能性があると言っているので断念。しかし雷鳴はなかったようだ。代わりにエアロバイクを30分。
読書は届きたての「群像」2018年10月号から、小山田浩子「ヒヨドリ」を少しだけ。犬が巣から落ちたらしいトリの雛をバリバリと食ってしまうシーンにちょっとひいたが、これが正しい自然界の在り方なんだよなあ。
▼物産展で買ったお弁当。冷たいままの状態でも、牛肉が口の中で溶ける。ハンバーグはやわらかく、肉汁がしっかりある。やはり冷たいままでも、しっかりしたうまみを感じる。奇跡の味。大げさだけど。