五時四十分起床。朝風呂。語感はすがすがしいが、マンション住まいで風呂に窓がないから爽快さはさほど感じない。
午前中は掃除やらアイロンやらに終始。
午後は夕食用のラムカレーをつくってから外出。吉祥寺までやや遠回りで歩き、美容室に行っていた妻と合流して吉祥寺美術館へ。「移ろう季節を感じて -所蔵作品より-」を観る。小畠辰之助という画家の作品が非常に気に入った。生命力に溢れている。同時開催されている、浜口陽三記念館と萩原英雄記念館の同テーマ展「女と鳥」も観る。どちらの画家も飽きるほど観ているのだけれど、このテーマでは新たな魅力を発見できたような。昭和のエロティシズム、アングラな性衝動というか。浜口洋三のパートナーだった南桂子の作品も展示されていた。純粋さと孤独。ささやかな幸福。
読書は三浦雅士『孤独の発明』の続き。詩の、個人にとっての役割や価値と、集団にとってのそれらと、を考えざるを得なくなる。