五時四十分起床。曇天。雲の厚い朝は目覚めが重くなる。起きることはできても、眠気をしばらく、呆れるほどに引きずる。気づくと雨が降りはじめていた。
冬休み中ではあるが休み明け納品の案件がいくつかあるので、今日は仕事をすることに。といっても年末のあれこれ、すでに片付けたと思っていたものがまだ手も付けていなかったことに、あるいは今日でなければ手をつけられないことがあることに、今さら気づく。仕事の手を止めてそちらを優先するのがスジだからそうするものの、納期にはまだ時間がある、手際よくやれば確実にこなせる、とアタマではわかっているのに、どういうわけか、焦りを感じている。行く年のせわしなさに、すっかり飲み込まれている。
午後は荻窪の西友、タウンセブン、ルミネで買い出し。雨はやんだ。ついでに鯛焼きを買って帰る。仕事再開。
夕食は荻窪の無印良品で買ったサムゲタン鍋の素を使って鍋にした。驚異的なおいしさ。本格的なサムゲタンとはちょっと違うのだろうけれど、生姜のきいた白湯スープ風の味はクセになりそうだ。
読書は多和田葉子「わたし舟」(「群像」2020年1月号掲載)を少しだけ。