今朝も五時四十分起床。妙に騒々しい夢を見たようだが、寝起き直後に書いたメモを確認してもさっぱりわからない。もやもやを抱えつつ身支度していたら、葵が猫トイレに立派なウンコをしていた。猫はウンコ直後に大騒ぎをする。夢ではなく、騒ぐ葵の様子が寝ぼけた頭に刻み込まれてしまったのかもしれない、と思った。
仕事。朝イチで某エネルギー系企業の案件の校正確認を済ませ、その後は畜産系の案件をひたすら進める。資料として初産牛の出産の動画を預かっているが、何度見てもジンと来る。
妻は明日から始まる個展の準備のために会場へ。ぼくは残って、時折リビングでくつろいでいるコジコジと葵の様子をうかがいながら、基本的には書斎で作業。スケジュールが流動的になったり、急ぎの案件が飛び込んできたり、と何かと慌ただしいが、夜になるとなんとなくではあるが、どうにかなるかな、という気になってきた。
読書はルシア・ベルリン/岸本佐知子訳『掃除婦のための手引き書』。「沈黙」。すべての出来事はアル中に通じる……。