わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

だからほったらかすしかない。

 五時四十分起床。地方の国道沿いにある小さな商店で買い物をしている、ような夢を見たのだが、細かな部分がさっぱり思い出せない。中学校時代の同級生がわらわらと出てきた気がするが、違うような気もする。確かめる術もない。だからほったらかすしかない。

 雨。雨足はさほどでもないようだが、風は強く、そして冷たい。朝のゴミ出しをためらってしまった。

 仕事。某企業のウェビナーの企画など。よくわからないままに進めていたが、突然ハッと掴める瞬間が来ることがある。あるいは、少しずつ掴んでいるようで、気付けば問題なく考えをまとめることができるようになる。思考とは、人間の脳味噌とは、不思議なものだ。多分に、惰性というものが要となってくることが多い。一度本気で考えると、その思考は、いったん表面上はそこから離れて別のことに気を向けていても、それとなく、まさに惰性で、思考は続いていくものらしい。その惰性に再度、表層意識を向け直す。すると、何かが変わっている。

 雨だったので買い出しにも行かず、買い置きしておいたクイーンズ伊勢丹オリジナルのレトルトカレーで夕食にした。これがまた、べらぼうにうまい。

 

  古川日出男「の、すべて(1)」(「群像」2022年1月号掲載)。どうやら主人公は政治家の息子でボンボンらしい。