わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

曇天や雨天で鮮やかに映える

 五時四十分起床。晴れているような、曇っているような、曖昧な空がいかにも梅雨時らしい。この不安定さがアジサイの花をより魅力的に見せてくれるのだろう、空模様によって美しさが変わるのはどの花も同じだが、特にアジサイは、曇天や雨天で鮮やかに映える。今日も道歩く中、何度も一瞬ずつではあるが、足を止めて見とれた。

 仕事。谷間になってしまったので事業計画を進めた。

 午後、軽くウォーキング。タウンセブンにある文具店でボールペンを購入した。妻が歯科医院に行き、ちょうど治療が終わる時間だったので、途中で青梅街道沿いに、そして歯科のすぐそばにある自然食品の店「ころ」にいるのではないかと思ってついでに行ってみたら、案の定、いた。こういうのが、夫婦ってことなのかな。

 妻はその後タウンセブンへ、ぼくはそのまま西荻窪にあるかかりつけの眼科医へ。網膜裂孔の手術をしてから定期的に通っている。最近は再発防止というよりも、緑内障の経過観察という意味合いのほうが強い。過度に心配するレベルではないのだが、慎重になるに越したことはない、という程度らしい。それでも、網膜裂孔の急な視覚異常を経験し、それが加齢によるものだったという説明を受けているから、多少の心配はある。目が見えなくなったら、かなり楽しみは減ってしまうだろう。ま、見えなくなっても、その時はその時で、って感じだろうが。

 検査のために瞳孔を開く薬を使ったので、視界がまぶしく、焦点が合わせられない。今回は効き強いらしく、頭痛もしてきた。帰宅後はしばらく睡眠。二十時半頃、ようやく目が通常に戻った。外出中に大量のメールが届き、止まっていた案件が一斉に動き出したが、これは土曜日以降に対応することにした。

 

 堀江敏幸「二月のつぎに七月が(41)」(「群像」2022年6月号掲載)。卵を産む雌鶏が獰猛な動物にやられて絶命する直前に産んだ卵のエピソードが、命の尊さをまったく別の角度から描いていて感動した。