五時四十分起床。目覚めが寒い。昨日はこんなに冷えたか、と記憶を辿るのも面倒になるほど、寒い。だが起きてしまえばどうってことはない。さて洗顔して、と身支度を始めると、葵が朝からゲロをした。ゴハンが美味しすぎて食べすぎたか、慌ててかきこんだからか、みんな吐いてしまった。猫という動物はすぐ吐く。この習性をわかっていないと、驚くだろうなあ、といつも思う。こうした手間も含めて、動物への愛情。
仕事。某案件の企画書、別の案件の入稿など。十六時から打ち合わせ。不思議なことに、相当切羽詰まっている状況だというのに、笑いが絶えなかった。二時間はかかると読んでいたのに一時間で終わったのも意外。
夕食は生姜焼きを食べた。
読書は堀江敏幸「二月のつぎに七月が(45)」(「群像」2023年1月号掲載)など。