五時四十分起床。明け方にトイレで一度目覚めた時に軽く洗顔するのがクセになりつつある。汗でべたつく顔がスッキリすると、二度寝も心地よくなるようで、あっという間に眠りに落ち(るのはいつものことなのだが)、気付けばいつもの起床時間だ。
仕事。某IT企業案件を延々と。大きめの案件なので、ディテールにこだわりすぎると逆にひずみが出てくる。全体を見つつ細部を見るという、絵を描く時のような視点が必要になる。
夕方、ウォーキング。気のせいか、人がやや少ない。
読書は今日も保坂和志「鉄の胡蝶は〜」(「群像」2023年9月号掲載)。猫の死の直前のエピソード。その貴重な期間の記憶の幸福さと、その後に訪れるはずの悲しみがメチャクチャな感じで入り混じっていて、人間の感情や思考って実はこんな感じに揺らぎ、ブレ、行きつ戻りつを繰り返しているんだろうなあ、と実感。