五時四十分起床。昨日は妙に痰が絡み、それが夜までつづいた。風邪でも引いたか、と薬を飲んで早めに布団に入ったが、目覚めてみると、風邪っぽい感覚はまるでない。ただ、痰だけは今日も一日中つづいた。なにかのアレルギーかもしれない。
仕事。某カタログ案件を黙々と。時折睡魔がやって来たが、そのたびに腕立て伏せやスクワットをして眠気を消した。
十五時、歯科医。問題なし。戻って作業再開。
夕食はクイーンズ伊勢丹と無印良品のレトルトカレーをあいがけで食べた。うまし。
保坂和志「鉄の胡蝶は記憶に歳月に夢は彫るか(60)」(「群像」2023年8月号掲載)。原因と結果を分けることの不自然さ。両者はひとつながり。そしてもし事件が未然に防がれていたら、原因は原因だと気づかれない。本当は、原因なんてものは存在しないのかもしれない。少なくとも人文学的な領域においては。