わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

年末に戻ったような感じすらある

 今朝も変わらず五時四十分起床。正月二日目、明日から仕事の予定だから冬休みは今日が最後になる。わずかながら二度寝の誘惑に駆られたが、動物たちの世話をする必要があるので普通に起きて、いつもどおりのモーニングルーティーン。雲に覆われているように見えた明け方の空は明るくなるにつれて少しずつ青空を覗かせていく。その、雲の陰影や光の差し込み方が、いかにも冬のように感じられた。こんな、半端な曇り空には山茶花の鮮やかな強いピンクが映えるのだろうな、とぼんやり考えた。

 午後、妻と歩いて吉祥寺へ。井の頭公園をぐるっと回ってから、ロフトなどで買い物。仕事の必需品ばかりだ。

 

 夜は、年末に買っておいたかまぼこと伊達巻き、そして妻がつくった炒り鶏、吉祥寺で買った鯖の押し寿司で夕食。中途半端な正月感。しかも、食べながら見たテレビ番組が紅白歌合戦の振り返り特番だ。年末に戻ったような感じすらある。

 

 読書は保坂和志「鉄の胡蝶は〜(53)」(「群像」2023年1月号掲載)の残り、鷲田清一「所有について(20)」(同書掲載)。後者は、カントの第一批判に深く関係している内容だったせいか、とにかく難解。