五時四十分起床。朝は一日ごとに少しずつ涼しくなっていくようで、日中も今なお真夏日が続いているものの、それなりに気温は下がり、夕方になれば心地よい風が吹くようになった。残暑を我慢するのも今週いっぱいくらいか、と考えていたが、どうやらまだまだつづくようで、おまけに今冬はエルニーニョのおかげで暖冬という予報がある。体脂肪少なめの寒がりおじさんだから冬はめっぽう弱いのだが、そうだというのに、しっかりした寒さが恋しくなりそうだ、などと、おそらくあり得ないことをついつい考えた。
仕事。朝からあれこれ同時進行。だがそんな状況はすぐに落ち着き、十時過ぎからはしっかり腰を据えて作業ができた。
十八時、ウォーキングへ。夕風が涼しく、歩きやすい。
夕食は昨日のキーマカレーをアレンジして食べた。妻がタンドリーチキン風の鶏肉グリルをつくってくれた。これまたうまし。
小野正嗣「宇宙塵」(「群像」2023年10月号掲載)。小野さんの小説を読むのは十年ぶりくらいかな。ご出演されている「日曜美術館」はほぼ毎週見ているけど。『マイクロバス』と『獅子渡り鼻』は傑作だと思っている。「宇宙塵」だが、今のところ宇宙も塵も出てきていない。