五時四十分起床。今年一番の冷え込みか。寒すぎて一瞬ではあるが布団から出るのを躊躇した。だが葵は元気で、ぼくが服を着替えはじめるとリビングから飛んできて、構ってください、といわんばかりにカーペットの上にころんと転がった。
午前中はせっせと掃除。午後は妻と外出する予定だったが霧雨が降りつづけているので中止し、仕事。とはいえ一時間半も作業したら予定していたところまで終わらせることができ、雨もひとまずやんだようなので、歩いて荻窪の西友まで行って買い物。
帰宅後、コーヒーを飲んでからウォーキングへ。軽く走ってしまった。
古井由吉「競馬徒然草 こんな日もある(最終回)」(「群像」2023年12月号掲載)。内容は相変わらずだが、古井さんがなくなって三年間、競馬専門紙に掲載されていたエッセイがずっと再掲連載されていたわけだが、それもとうとう終わりとなる。作品はいつでも本棚に手を伸ばせば読めるわけだが、それでもさみしい気持ちになる。