五時二十分、痛みで目が覚めてしまう。といっても激痛ではない。じわじわと痛む程度なのだが、途切れ目なく持続する。朝食後、ボルタレン服用。一時間もすると落ち着き始めた。出血はしているが、明らかに昨日より減っている。しかし痛みは変わらない。ま、一週間から十日の辛抱らしいから、今は乗り越えるしかない。
仕事。今日も某生命保険会社の案件。痛み止めさえ飲んでおけば、集中力はそれなりにつづく。
午後、事務処理のために銀行へ。歩いても問題ない。
十八時ごろから薬の効果が切れたのか、また痛み出してきた。夕食後にまたボルタレン服用。
手術後は長い距離を歩けていないし、筋トレも肛門に力が入ってしまうのでいまのところ避けている。ストレッチくらいしかできないのも、ちょっと厳しいものがある。ランニングなんてもってのほか。でも、来週末には走れるかな。
堀江敏幸「二月のつぎに七月が(52)」(「群像」2023年12月号掲載)。大人しそうな女性の別の一面。天井一面の、シャボン玉らしきシミ。静かな怖さ。だが、その根本のところを知りたくなる。