五時四十分起床。喉の痛み、ようやく収まってきた。治ったな、と思いつつ東側の窓に向かうと、久々に朝日が差し込んでおらず、濃淡のはっきりした厚い雲が空一面を覆っていた。
仕事。読むべき資料が膨大だが、ひとまずマイペースで読んでいる。
昼頃、カミナリ。葵のテンションが上がっている。
午後、後楽園で打ち合わせ。ささっと済ませて帰宅。葵が下痢気味のようだが、まあ、心配するほどではなさそう。
堀江敏幸「二月のつぎに七月が(49)」(「群像」2023年8月号掲載)。コンポストに粗相した猫、便秘で苦しむ女性、ウンコでアロエを枯らしてしまった猫、そして市場の裏に生えていたカーネーションを許可を取って一輪だけ摘み、薔薇だと言い張って好きな女の子にプレゼントしたタロくん。面白いエピソードがひたすらつづく。この作品にしては珍しく、テンポが早かった。