わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

鵜呑みはやはりダメだと

 五時四十分起床。雨は午前中に止むという予報を鵜呑みにしていたが、朝の降りっぷりを見ると予報は外れたのだろうな、鵜呑みはやはりダメだと思わざるをえなかった。篠つく雨。家の裏手を流れる善福寺川の川面を雨が激しく打ち叩いている。およそ冬の冷たい雨や雪とは縁遠い、力強い降り方。気候がズレているのだろうな、と思いながら身支度した。

 午前中は仕事。

 午後は雨が止むだろうから走る、と思っていたのだが少なくとも午後イチの段階ではまだ雨足こそ弱まっているものの、降り続いている。なんだか眠たくなってしまったので、思い切って寝ることに。十五時半、起きてみるとすっかり雨は止み、青空が覗いていた。これはラッキー、と慌てて身支度し、十六時、ランニングへ。年末に体調を崩してから二週間も引きずってしまったので、実はこれが2024年の走りぞめだ。7kmくらいを軽く、様子を見ながら、と思っていたが、恐れていたほど体力は低下しておらず、短いぶんだけ、後半は多少スピーディに走ることができた。

 

 夜は食事しながら、テレ東の重機を紹介する特番を観た。紹介された重機運転の神と呼ばれる男性は、能登の震災でも活躍しているそうだ。怪我や事故のないよう、どうかご安全に。

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 大澤真幸「〈世界史〉の哲学 (153)」(「群像」2024年2月号掲載)。「現代篇28 開花した資本主義から見返すと」。資本主義は資本の終わりなく増殖欲求が根底にあると思っていたけれど、実は生活者の終わりなき消費欲求も重要なんだよな、と再認識。「ぼくが欲しかったのはこれじゃない」と「ぼくが欲しかったのはこれ」、そして新たな進化した商品やより高品質な商品に対して感じる「ぼくが本当に欲しかったのはこれ」、そしてそれらを使い続けるうちに感じる「なんか飽きたな」。これらの気まぐれな感想や欲求こそが、資本主義の原動力。……と書くと浅はかに聞こえるけど、これは生命の進化とある程度共通しているような。