五時四十分起床。雨。激しくはないがダラダラと続きそうな降り方はいかにも梅雨らしい気がするが、九州では豪雨のようだ。子どものころの梅雨はこんなんじゃなかった気がするが、こういう回想をしてしまうことがジジイの証拠、ということなのだろう。もっとも、幼少期の記憶は地球環境の変化を自覚するのに少なからず役立つ。
仕事。朝からひたすら、某飲料会社の案件。どうしたらいいか見当がつかず、闇雲にメモの数だけが増えている。
十五時、別の案件の打ち合わせ。
夕方、雨の合間をぬって短めにウォーキング。湿度が高く、息苦しい。
夕食は豚肉の梅肉焼きを食べた。うまし。
長瀬海「僕と先生(5)」(「群像」2024年7月号掲載)。加藤典洋の文芸批評の視点、基本姿勢のようなものを、ゼミの教え子だった立場から丁寧に説明することで、それを守りつつ、その向こう側へ飛び越えていこうという試み……であってほしい。