わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

消えてしまったのだから

 五時四十分起床。涼しい朝。いや、むしろ寝冷えしたのか、軽く喉が痛む。だが身支度しているうちに痛みは消えてしまったのだから、少し乾燥しただけなのかもしれない。

 仕事。午前中は某IT系案件。午後は歯科医に行ってから別の案件に取り掛かる。夕方、店舗視察の必要性を感じ、荻窪へ。駅前にある、とあるジャンルの専門店を視察してきたが、何も得られず…。ま、気晴らしになったな、と切り替えて家まで戻り、また別の案件の作業をはじめた。

 

 保坂和志「鉄の胡蝶は歳月は夢は記憶に彫るか(74)」(「群像」2024年10月号)。最近、テキストが迷走しなくなってきたように感じる。読者として慣れてしまっただけなのか、それとも文体や内容が変わってきているのか。保坂さんが『万物の黎明』に感銘を受けて以降は、この本が作品のエンジンになっている。それが強力だから、以前ほど迷走しなくなったということか。