わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

老害としてのひどさを逆に面白がる

 五時四十分起床。昭和の日。自分は昭和四十四年の生まれだが、昭和という時代を生きたのは二十年程度、残りの三十五年は平成と令和だ。そう考えても、考えなくても、やはり昭和という時代は遠い。なのに、自分の中と、社会と、文化と、あちこちにしぶとく居座りつづけている。近頃は居座ってほしくない老害的昭和がやたらと目につくようだが、その老害としてのひどさを、逆に面白がる風潮も同時にある。老害から生まれる価値、と考えると、老害もまた間接的ではあるが、建設的・創造的な存在と言えるのかもしれない。

 祝日だが、仕事。某家電メーカーカタログ、某建設土木会社パンフレット、某官公庁Webサイト。

 夕方、妻と長めのウォーキングへ。青梅街道沿いのサミットで面白そうなお惣菜など購入。そのウチ一つは明日の昼食用にして、もう一つのオードブルっぽいサラダ4種盛り合わせは、日曜につくった残りのビーフシチューと一緒に食べた。洋食っぽい気分。

 

 保坂和志「鉄の胡蝶は夢に歳月に記憶は彫るか(81)」(「群像」2025年5月号)。保坂さんのいうとおり、横浜は、たしかに2000年頃からかなり変わった。海辺がキレイになった。味わいは消えたけど。