わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

悪夢と打ち消すもの

 詳しい描写はしたくないのだが、とんでもない悪夢で夜中に目が覚めた。最近の心理状況、お箸を買ったこと、小山田浩子の新作短篇を読んだこと、などが影響していると思う。しばらく眠れず。
 五時四十五分起床。曇天。しかし時折、陽が差し込む。昨日よりはやや暑いようだ。ショートパンツではなく、ロング丈のジーンズを履く。
 Appleが新しいiPhoneを発表。Apple製品に限らないことだが、大好きなものや愛用しているものが、どんどん値上りしている。なのに物価は上がっていないという。
 午前中は書斎で仕事。某案件のリーフレットのコピー、見積。別の案件の資料探し、関連企業への問合せなど。資料購入のためなのだが、生まれてはじめてメルカリを使った。簡単すぎて驚く。ヤフオクがめんどくさく感じた。もう数年使っていなかったが。この利便性とシンプルさ、たしかに驚異だ。
 午後はメルカリを使ったほうの案件のために、現地視察へ。ゆりかもめ沿線の某所を見て回る。ついでだから、とお台場のユニコーンガンダムを見てきた。リアル。そしてデカい。これが宇宙空間はともかく、重力にしばられる地上をあの戦闘速度で動き回るというのは、そうとうな技術革新がないと無理だろうなあ。外国人観光客が多くて驚く。ツノがパッカーンと開いてデストロイモードになるギミックは、時間が合わなくて見られなかった。ユニコーンは、劇中では希望の象徴だったことを思い出す。ああ、これが悪夢を打ち消してくれるのか。

 

f:id:catkicker001:20180913160513j:plain

f:id:catkicker001:20180913160211j:plain

f:id:catkicker001:20180913160324j:plain

 

 

 

 

 


 悪夢のせいだろう、朝から肩こりがひどいので、帰宅後は念入りにストレッチした。

 読書は「週刊モーニング」。やはり「グラゼニ」が面白い。野球は全然見ないんだけどね。

 

グラゼニ~パ・リーグ編~(2) (モーニング KC)

グラゼニ~パ・リーグ編~(2) (モーニング KC)

 
グラゼニ?パ・リーグ編?(1) (モーニングコミックス)
 

 


 

 

鉛筆の意外

 五時四十五分起床。今朝も涼しいが寝相は熱帯夜の頃とさほど変わらないようで、布団がドリル状になっていた。

 左人差し指の絆創膏を取り替える。痛みは微かに残っている程度。

 仕事。某案件のリーフレット。先日作業したポスターと連動した内容なのだが、より具体的なので少し苦戦。腱鞘炎が微妙に悪化しているようで、アイデア出しのためにシャープペンシルを使うのが苦痛になってくる。だが200円で買った(そして同じものがキャンドゥで100円で売っていた)プラチナの軽量・安価な「オ・レーヌ プラス」なら比較的マシなので、思い切ってシャープペンシルより軽い鉛筆に持ち替えてみたら、あまりに快適なので驚いた。以前は鉛筆派だったのだが、ここ2〜3年はシャープペンシルばかり使っていた。どうやら、軸の軽さや太さだけでなく、芯の太さも関係しているようだ。太い方が力が多少分散して、書きやすくなるのかもしれない。

 

トンボ鉛筆 鉛筆 MONO モノ100 HB 1ダース MONO-100HB

トンボ鉛筆 鉛筆 MONO モノ100 HB 1ダース MONO-100HB

 

 

 パンで昼食。そして仕事再開。

 夕方はやや長めにウォーキング。ついでにバナナと黒糖を買う。秋の虫の合唱。

 夜は比較的のんびり過ごせた。

 

 読書は小山田浩子ヒヨドリ」読了。生命を授かること、そして生きることの、どろどろとした罪のような、嫌悪のような感覚。静かなイラツキ。救いを求めるのではなく、いらついたまま、そこにあえて留まるような。視線は周囲に向かいながらも、同時に自分の心の奥深いところにまで突き刺さっていく。

 

群像 2018年 10 月号 [雑誌]

群像 2018年 10 月号 [雑誌]

 

 

 

 

庭

 

 

 

穴 (新潮文庫)

穴 (新潮文庫)

 

 

 

工場

工場

 

 

 

そうか、指を

 五時四十五分起床。曇天。だが、時折鋭い夏の日差しがベランダから差し込む。コジコジも葵も機嫌がいい。ぼくはなぜかいつもより身支度がもたついている。そうか、指をケガしているからか、と気づいたのは朝食が終わった頃だ。傷口、時々ひらいているようだ。少し血が滲んでいる。痛みは昨日よりはマシ。

 仕事。某案件の構成案。クライアントのオーダー通りにつくると、どうしても歪みや矛盾が出てしまう。割り切って改善案を出すことにした。

 雑穀ごはんで昼食。少し食べすぎたか。

 夕方、ウォーキングに出ようとするも、雨で断念。仕方ないので仕事を進める。「5時に夢中」に有働由美子アナが出ていた。

 夕食は桜エビとしらすのピザを食べた。

 

 読書は小山田浩子ヒヨドリ」を少し。鬱々とした通底音。こわい。

 

群像 2018年 10 月号 [雑誌]

群像 2018年 10 月号 [雑誌]

 

 

 

庭

 
工場 (新潮文庫)

工場 (新潮文庫)

 
穴 (新潮文庫)

穴 (新潮文庫)

 

 

 

▼くねり寝。

f:id:catkicker001:20180910230549j:plain

f:id:catkicker001:20180910230700j:plain

今日の事件簿

●小規模オフィス用のシュレッダーを倒して指を思い切り打った事件

●妻のクレジットカードが盗まれて悪用された事件(カード会社から連絡があった)

●でもセキュリティ機能のおかげで被害はナシ事件

●カード止めた事件

●動揺した事件

●超よく切れるハサミで指切った事件

●救急病院で手当してもらった事件(医師に「1針縫いたいけど、縫わなくても治るかも」と言われて、縫わずに治すことにした。ケガ直後に心臓より高く上げてギュッと圧迫し止血したのがよかったみたい)

●化膿止めだけはもろた事件

●病院でぼくと同じ名字の人と会った事件(おたがいビックリ)

●怖いので普通のハサミを買った事件

●でもパンが美味しかったり買ったハサミがいい感じだったり「この世界の片隅に」が面白かったり「まんじゅう大帝国」が面白かったり妻の大好物の二十世紀ナシをゲットできたり(すぐ食べた)、いいこともいろいろあったのさ事件

 

 

プラス はさみ フィットカットカーブ フッ素コート SC-175SF ホワイト/グレー 34-515

プラス はさみ フィットカットカーブ フッ素コート SC-175SF ホワイト/グレー 34-515

 

 

 

 

伊集院、柴田、柴田、楳図

 六時二十分起床。晴れ。今日も暑そうだ。昨夜のランニングの疲れが微かに残るカラダの重さを感じつつ、シーツとタオルケットを洗い、布団を干す。日差しは強いが空は秋の気配。ランニング中も秋の虫の声が心地よかった。この季節は、草むらの中にわんさかとコオロギやらキリギリスの類がいる様子を想像しながら走る。

 午前中は掃除。作業しながら、録音しておいた「伊集院光 深夜の馬鹿力」を聞く。柴田理恵の実家に泊まって「おわら風の盆」を見に行った話をしていた。おわら風の盆の人たちを、毎年七月に西荻窪に招いて「おわら風の舞い」と称するイベントが開催されているのだけれど、幽玄な雰囲気はガチャガチャした中央線風情の町並みではなかなか再現できないのかな、と思ったことがある。柴田理恵の犬がおしっこをもらした話に爆笑。

 午後はTBSテレビの、アンタッチャブル柴田が出ていた動物の骨格や筋肉の構造に関する番組を観る。老衰で、動物園でなくなったメスのアムールトラ骨格標本にしていた。ご遺体がしっかり活用されている。すばらしい。

 その後、吉祥寺へ。あれこれ日用品を買ってから、東急百貨店の山形物産展へ。牛肉のお弁当、お箸など。ご当地ジェラートも食べた。そばの実、それからずんだ。帰りがけに、エスカレーターで楳図先生と乗り合わせた。赤白ボーダー、キャップ、コンバースと、相変わらずのお姿。お元気そうだ。ちょいちょいお見かけするが、声をかけないのがマナーだと思っている。地元愛にあふれた方だから、お散歩中や買い物中は邪魔しちゃいけない。

 

楳図かずお論: マンガ表現と想像力の恐怖

楳図かずお論: マンガ表現と想像力の恐怖

 

 

楳図かずお『漂流教室』異次元への旅 (別冊太陽 太陽の地図帖33)

楳図かずお『漂流教室』異次元への旅 (別冊太陽 太陽の地図帖33)

 

 

 夜はランニングしようと思ったが、雨が降りはじめたしSiriは雷になる可能性があると言っているので断念。しかし雷鳴はなかったようだ。代わりにエアロバイクを30分。

 

 

 読書は届きたての「群像」2018年10月号から、小山田浩子ヒヨドリ」を少しだけ。犬が巣から落ちたらしいトリの雛をバリバリと食ってしまうシーンにちょっとひいたが、これが正しい自然界の在り方なんだよなあ。

 

群像 2018年 10 月号 [雑誌]

群像 2018年 10 月号 [雑誌]

 

 

▼物産展で買ったお弁当。冷たいままの状態でも、牛肉が口の中で溶ける。ハンバーグはやわらかく、肉汁がしっかりある。やはり冷たいままでも、しっかりしたうまみを感じる。奇跡の味。大げさだけど。

f:id:catkicker001:20180908200402j:plain

f:id:catkicker001:20180908200406j:plain

f:id:catkicker001:20180908200409j:plain

 

 

 

夏の燠火

 五時四十五分起床。蒸し暑い。カラダの奥のほうに燠火のように残っていた真夏の熱が、残暑の暑さと湿度に刺激されてふたたび熱をもちはじめた。そんな感じだ。

 日中はひたすらぐっちゃぐちゃになっていたMacのデータ整理。ようやく環境が整ったので、夕方から腰を据えて作業をはじめた。

 夜はランニングへ。13kmくらいを、1時間20分。夏の夜は、気合いを入れているランナーが微妙に増える気がする。自分のような中途半端なファンランナーはちょっと肩身が狭い。手をつないで夜道を歩くカップルを何度も見かけた。そうそう、ガンダムシリーズの制作をしているサンライズの本社の前を通ったが、まだ明かりがついていたなあ。