わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

2006-05-01から1ヶ月間の記事一覧

シワ伸ばしもほどほどに

脳味噌のシワを伸ばしをしすぎると、どうやら風邪をひくようだ。鼻水止まらず、目の前がぼーっとして熱っぽい。終日寝て過ごす。

こどもの日はおまるを買いに

こどもの日もと端午の節句とは、陰陽五行では陽極まって陰が差し込みはじめる日であり、本来凶日とされると新聞にあった。なるほど菖蒲湯は魔を払うものであることは納得できる。だがこの日を子どもの成長を祝う日としたのはどういうことか。単純に考えれば…

山本昌代『デンデラ野』

「豚神祀り」読了。娘の死後、息子の登は残されたブタを飼育しつづけていたようだが、突然それを殺し、頭部を切断して冷蔵庫の中にブチ込んで父親の淑三を驚かせる。高校卒業後は徳島のガラス職人に弟子入りすることが決まっている銅工屋の息子・浩一(空手…

荻窪・ナタラジ

南口、インターナショナルヨガセンターの隣。「カルディ」の並びにある。肉を一切使わないベジタリアン向けの料理しかない(ただし乳製品は使っている)。肉ではなく大豆グルテンを使ったナタラジ・カレー、トマトベースでインド風のチーズが入ったカレーの…

茗荷谷・ブラッセリー マリアージュ

カフェ。ケーキが充実している。ぼくはフルーツをトッピングしたクレープを、カミサンはメープルロールケーキを注文。生クリームはくどさがなくて好感が持てる。メープルロールケーキも上品な仕上がり。ぼくはもうすこし生地がしっとりしていたほうが好みだ…

歩いて読む植物図鑑

八時起床。昨日より天気はよいかもしれない。雲は多いが、延々と陽の光を遮りつづけるほどではない。掃除、片づけに精を出す。 午後からカミサンと外出。一度行ってみたかった小石川植物園へ。ホントに都内か、というほど広大な敷地に多種多様な植物が植えら…

山本昌代『デンデラ野』

「豚神祀り」を読みはじめる。女房に逃げられた豆腐屋の淑三は、ヒステリーを起こすようになった小学五年生の娘、そして野球部にいたが女房失踪後は登校拒否をつづける中学三年生の登との三人暮らし。ある日、娘は同級生の男子にもらったというブタを自宅で…

新世紀エヴァンゲリオン劇場版 DEATH(TRUE)2

ヤフーで無料公開中のものを鑑賞。十年近く前に劇場で観ているが、改めて観てみるとダイジェストとして異様なまでに完成度が高い。意図的な物語の解体が、逆にこれまで物語によって解体されつつ構築されるような扱いだった登場人物たちの心理に、ひとつの柱…

もはや憲法公布を祝う日ではない

憲法記念日である。形骸化しつつある進駐軍おしきせの憲法を捨て、日本人の手による日本のための憲法をつくるべきか。形骸化の解消こそを目指し、断固としてこの世界唯一の平和憲法を守り抜くべきなのか。すこしぐらい考えたところで結論などでない。ならば…

富岡多恵子『動物の葬禮|はつむかし』読了

「花の風車」読了。主人公は沖縄で九十七歳の老婆と出会う。彼女は親族の誰からも「おばあちゃん」と慕われ、いたわれ、しあわせそうに暮らしている。だが主人公は、そのおばあちゃんの娘にあたる知人のまえで、自分は絶対にあんなふうにはなりたくないと口…

GWの稲妻

七時起床。小雨がぱらつく朝。ほんのり明るかった空が、昼ごろに急に墨で染めたようになり、赤黒く変わりはじめたかと思うとたちまち雨足は強く地面を殴るようになり、やがて雷鳴がとどろきはじめた。最初の落雷は電話中だったので、相手の方と一緒になって…

古い周辺機器を処分する

五年前にタイマイはたいて買ったスキャナーと、八年前にタイマイはたいて買ったA3対応のインクジェットプリンターを粗大ごみに出す。プリンターは完全に動かくなり、メーカーのサポートも終了してしまった。スキャナーはまだ動くといえば動くのだが、メーカ…

富岡多恵子『動物の葬禮|はつむかし』

「花の風車」。主人公の、琉球舞踊を見物する現在の姿と、私生児(?)として生まれ、母や叔母のあまりにも悲観的な人生観にどっぷりつかりながら生きていた十代の姿が交錯しながらストーリーは進む。老人ホームに入って余生を過ごしたいという叔母は、主人…

まだ夏ではない

六時四十五分起床。夏のような陽射しだが湿度は高くないから過ごしやすい。だがこんな天気と今日は残念ながら無縁なようで、終日書斎に籠って仕事。午後からは延々とパンフレット掲載用のマンガの原作を書く。二十三時近くまでかかった。