わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

2007-06-01から1ヶ月間の記事一覧

堀江敏幸「熊の敷石」

同タイトルの単行本より。茶色い毛のようなものが生えた暖かな獣道を主人公は歩いている。と思ったらびっしりと熊が敷き詰まっていた。という夢から作品ははじまる。読み進むにつれ、彼がノルマンディ地方にいること、友人を訪ねていること、フランスの書籍…

毎朝むずかる/今ひとつわからない

六時四十分起床。三輪日帰り参詣で疲れたのか、目覚めが悪い。五分ほど布団の上で朦朧とし、何度か深呼吸をしてようやく起き上がることができた。しかし一度起きてしまえば身体は機敏に動く。 身支度を終え机に向かい仕事をはじめようとすると、毎朝のことだ…

大江健三郎「臈たしアナベル・リイ 総毛立ちつ身まかりつ」(2)読了

「新潮」集中連載の第二回。映画に取り組んだ過去の思い出とポーの詩がどのように絡むのか、と思ったら……大江本人らしき主人公の幼少のころの「メイスケ母」の舞台の思い出と、女優さくらさんの幼少のころの、忘れてしまっているがトラウマとして深層意識に…

三輪参詣

六時四十分起床。晴れ。梅雨はいずこへ、とつい訝りたくなるが、今日のように外出、それもかなりの遠方へ出向かう日には、空梅雨もまた天の恵みと思いたくなる。雨はそのうち、必要なだけ降るだろう。 八時、荻窪駅を出る。八時三十分過ぎ、東京駅着。しばら…

見渡せない/家事ばかり/敷けないよ

ロバートに吸引された背中、皮膚が軽い炎症を起こしているようだ。無理やり吸われたので筋肉痛に似た痛みも感じる。何度か寝返りをうった瞬間に目が覚めた。花子が心配そうに添い寝してくれている。 八時起床。快晴。梅雨よ、どこへ隠れた。いくら空を見渡し…

吉田修一『悪人』読了

もうすぐラスト。急展開的な畳み込み。 と書いてからまた読みはじめて、すぐ読了。 立派なエンタメ小説ですね。たしかに娯楽作品としては傑作だと思うが、帯にあった「最高傑作」というのはどうなのだろう。作者の他の作品は読んだことがないのだが。Amazon…

吉田修一『悪人』

逃避行。愛の逃避行。うわー。

痒い猫/痛いひと

六時四十分、枕の横で毛繕いする花子の気配で目が覚める。もっとも、エリザベスカラーをつけた花子に毛繕いができるはずがない。毛繕いするときとおなじように体をくの字に曲げてザリザリザリと、しかし毛ではなくてエリザベスカラーの内側を、舐める。すこ…

石牟礼道子・伊藤比呂美『死を想う われらも終には仏なり』

比呂美ねーさんが石牟礼さんを訪れたときの取材の様子は、『とげ抜き』でも「詩」として描かれている。死を想う―われらも終には仏なり (平凡社新書)作者: 石牟礼道子,伊藤比呂美出版社/メーカー: 平凡社発売日: 2007/05メディア: 新書購入: 2人 クリック: 4…

伊藤比呂美『とげ抜き 新巣鴨地蔵縁起』

「群像」に連載していた長編詩、終了したと思ったらあっという間に単行本化。連載中も読んでいたが、これは傑作だと思う。古くて新しい語りのスタイル。とげ抜き 新巣鴨地蔵縁起作者: 伊藤比呂美出版社/メーカー: 講談社発売日: 2007/06/12メディア: 単行本…

キウイ、記録ストップ

ついに前座歴戦後最長記録が更新停止。七月より知人の立川キウイ氏が二つ目に昇進する。本人から連絡が来た。おめでとう。 どんどん精進してほしいのだが、記録ストップがちょっと残念な気がする。という感想はイジワルかな。ははは。 http://www.nikkanspor…

入梅す/喘息さんとコレステさん(と書くと、エルビス・コステロみたいだな)

七時起床。黄色く輝く薄い雲と濃く重たい雲とが複雑に絡み合い、空全体を覆い尽くしている。午後、入梅。 某IT企業パンフ、某飲食店DMなど。 夕方、血液検査の結果を聞くためにクリニックへ。ワオ。やはり喘息が陽性。小児喘息は完治したのだが、大人になっ…

石牟礼道子・伊藤比呂美『死を想う われらも終には仏なり』

比呂美ねーさんが石牟礼さんを訪れたときの取材の様子は、『とげ抜き』でも「詩」として描かれている。死を想う―われらも終には仏なり (平凡社新書)作者: 石牟礼道子,伊藤比呂美出版社/メーカー: 平凡社発売日: 2007/05メディア: 新書購入: 2人 クリック: 4…

伊藤比呂美『とげ抜き 新巣鴨地蔵縁起』

「群像」に連載していた長編詩、終了したと思ったらあっという間に単行本化。連載中も読んでいたが、これは傑作だと思う。古くて新しい語りのスタイル。とげ抜き 新巣鴨地蔵縁起作者: 伊藤比呂美出版社/メーカー: 講談社発売日: 2007/06/12メディア: 単行本…

キウイ、記録ストップ

ついに前座歴戦後最長記録が更新停止。七月より知人の立川キウイ氏が二つ目に昇進する。本人から連絡が来た。おめでとう。 どんどん精進してほしいのだが、記録ストップがちょっと残念な気がする。という感想はイジワルかな。ははは。 http://www.nikkanspor…

入梅す/喘息さんとコレステさん(と書くと、エルビス・コステロみたいだな)

七時起床。黄色く輝く薄い雲と濃く重たい雲とが複雑に絡み合い、空全体を覆い尽くしている。午後、入梅。 某IT企業パンフ、某飲食店DMなど。 夕方、血液検査の結果を聞くためにクリニックへ。ワオ。やはり喘息が陽性。小児喘息は完治したのだが、大人になっ…

吉田修一『悪人』

殺人の告白。これをゴールにせず、通過点にすることで物語を展開させたところが、ちょっとおもしろいかな。

花子のトイレ、今までは桧を原料にした細かいタイプの猫砂を使っていたが、どうも最近砂掻きの動作が激しくなりすぎているためか、ホコリがひどくなってしまった。花子の目の炎症や肌荒れは、これが原因なのではないか。ぼくも体調が悪い。というわけで、昨…

朝の空気、空の色

六時四十分起床。昨日、今日と夏日がつづいたが、まだ夏が来ているわけではない、というのは朝の空気や空の色でわかる。 体調、かなり恢復したようだ。いつも通りに仕事。某IT企業パンフ、某保険会社ビデオ。夕方からは事務処理と不要になった資料の処分。

伊藤比呂美×津島祐子「対談 詩と小説のちがい、という切実な問題」

「群像」7月号より。伊藤の「とげ抜き 新巣鴨地蔵縁起」の連載終了記念対談かな。ひさびさに写真で見る伊藤比呂美の変貌にびっくり。ぼくがもっていたいイメージは、ぱっつんぱっつんなオネーチャン(80年代?)、それがいつのまにかオッパイオカアサンに変…

吉田修一『悪人』

ちゃんと読んでるんだけどね、どうしてもあらすじや読中の感想などを書く気が起きないんだよね。

ふわりと

六時四十五分起床。夕べは何度も花子に起こされ、気配に気づいた麦次郎まで騒ぎはじめて熟睡できなかったというのに、体調はかなり恢復している。とはいうものの、油断していると、ふわりと目まいに襲われることがある。気づかぬうちに熱が出ているのか、そ…

だるい人

六時四十分起床。いつも通りに身支度し仕事をはじめるものの、体調がまだ戻らない感じ。夕方医者に行ってみたら、かなりタチが悪い気管支炎だと言われた。熱はほとんどないのだが、高熱を発しているときとおなじくらい心拍数が上がっているそうだ。レントゲ…

今日も

十時起床。雨。雷雨。夜中にロキソニンを服用したらマシになったが、気休めだな、こりゃ。日中は寝て過ごす。 夜、ちょっとだけ「新日曜美術館」を観る。モネの特集。やっぱり印象派はスゴイなあ。頭痛が和らぐよ。

胸キュン/頭キュン

今日は胸キュンの日。 七時起床。朝から某生命保険会社ビデオのシナリオ。夕方、形が見えてきたので終了。ここで風邪が悪化したか、頭痛がひどくなる。うわあ。夕方から寝る。

花子、大丈夫かと思ったら

顔の皮膚の炎症はかなり治まったのでエリザベスカラーをはずしてみたのだが、結局なんでもないはずの目のまわりを思いきり掻いて両目とも涙目になってしまったので、また装着することに。 思うに、目が痒いのではないか。ハウスダストか、はたまたトイレ砂の…

吉田修一『悪人』

読者に謎解きのヒントを一切与えないミステリー? ミステリーってほとんど読まないから、よくわからないなあ。

前を見て、よくつかまいて

ちゃんと握って、方向定めないとね。これを書いた人、「つかまえて」が「つかまいて」になっているから、おそらく茨城以北ご出身なのでしょう。 http://img.mag2.com/wmag/generalhtml/img_070608/photo_l.jpg

猫は道具を使うこともある。ときにはニンゲン以上の器用さで

とはいえ、これはスゴ過ぎますな。 http://www.youtube.com/watch?v=ypMl2RFTC9Y

キミにとってその箱はいったい何だ?

猫って密室好きだと思う。 http://www.youtube.com/watch?v=vdQj2ohqCBk