わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

戸田山和久『哲学入門』

 第1章「意味」読了。「意味する」ということを普通の因果関係によって説明する(=自然化する)ための手法として、著者はルース・ミリカン(この人知らない)の「目的論的意味論」を紹介する。モノや概念が持つ「本来の機能」を自然化(因果関係による説明)できれば、そのモノ・概念が持つ「意味」も自然化できる、ということ。理解はできるんだけど、簡潔に説明するのはかなり難しいな…。経験主義や現象学的な考え方と自然科学を融合させている、って感じかな。これじゃ思考の過程の説明にはなってないけど。

 

 

哲学入門 (ちくま新書)

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科学哲学の冒険―サイエンスの目的と方法をさぐる (NHKブックス)
 

 

 

 

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