五時四十分起床。昨夜のランニングは少々ペースを速めすぎたようで、疲れが尾を引いている。下半身が妙に重い。だがネガティブな感覚はない。
仕事。某案件の企画。着手しはじめは手こずったが、午後になるとかなり先が見え、それなりに手も動くようになった。
今夜もランニング。昨夜と距離は同じく約7kmだが、今日はペースを抑えた。戸建ての庭先のバラが美しい。夜の闇の中でも美しさは感じられるが、やはり昼間に、太陽の光のもとで楽しみたい。
読書は大澤真幸「〈世界史〉の哲学 近代篇30 この女性の裸の身体は美しいか」(「群像」2019年6月号掲載)を少しだけ。ドストエフスキー「白痴」から資本主義の原理を読み解く試み、そしてその考察の切り口としての、美と崇高の概念。文学、近代西洋思想、経済構造、宗教、美術…と、さまざまなジャンルを境界線など気にすることなく渡り歩くように論考している。
が展開されていくのが、本当にエキサイティング。
片岡義男「窓の外を見てください」(「群像」2019年5月号掲載)も少しだけ。