五時四十分起床。明け方に一雨降ったようで、道路がうっすらと濡れ、そのせいなのだろう、湿った土埃の香りがマンションの入り口一帯に広く漂っている。
断片的な一日。案件Aを終わらせ案件Bに取り掛かったところで案件Aの変更依頼が届き、そちらを済ませて案件Bを進めていると、また案件Aの追加情報が飛び込み、さて全部一段落した。借りていた本数冊を図書館に返却しようと家を出ると、また別の案件の変更指示が舞い込んでくる。夕方まで、延々とこんな調子。
夜はランニングへ。7kmほど走った。猫を数匹見かけた。うちのマンションの入り口あたりをうろついていた一匹は、三階に住む夫妻が病気で大変なことになっていて保護した元野良、オチョビの兄弟かもしれない。
読書は久々に再会した奥泉光『雪の階』。最終章になるのかな。といっても、しっかり時間を確保できず、2ページくらいしか読めなかったが。