五時三十分起床。晴れ。身支度しながら愛用のソーラー駆動の腕時計をベランダに出した。昨日はバッテリー切れで動かなくなってしまい大慌てとなった。こまめに充電しなければ。
仕事。オンラインの打ち合わせがどんどん増えている。1対1の場合は電話とメールを併用して、ハンズフリーで話をしながら、「はい、いま資料をメールで送りました」だの、「いまURLを送りましたら、このサイトを見てください」だの、そんな感じで進めることのほうが多いのだが、三名以上の場合はZoomだのGoogle meetsだのに頼らざるを得ない。オンラインの会議システムを使うと、不思議と雑談が減る。やはりリアルな「場」の雰囲気が雑談を生むのだろう。テレワークという環境の影響もあるのかもしれない。だが、コミュニケーションの質は落ちるようで、後からメールでフォローしあうことは、対面で会議する時よりも増えている気がする。
夕方、少し余裕ができたので1時間ほど歩いた。
読書は、長野まゆみ「ゴッホの犬と耳とひまわり」(6)(「群像」2020年6月号掲載)。ようやく送り状を読み終えた主人公は取材をはじめるのだが…。
▼毎号、表紙に新進気鋭の現代美術家の作品を掲載するようになった。ちょっと楽しみなのだが、せっかくなら大きく扱って欲しいなあ。今月、内容面ではリービ英雄と多和田葉子のインタビューが楽しみ。
▼長野作品では、あまり長野さんっぽくないのだが、コレが好き。