わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

強引に、たぐり寄せるようにして

  五時四十分起床。雨。葵は朝からゴキゲンだ。体調はすっかりよいらしく、食欲はあるし、快便。ひとまず安心。

 念入りに掃除をしてから仕事開始。さてどうしよう、皆目見当もつかん、という内容の案件だったが、手を動かしてみると、不思議と糸口が見えてくる。それを強引に、たぐり寄せるようにして考えを展開し、カタチに仕上げた。三日かかるかな、というところ、ひとまず今日だけでかなり見えたということになる。

 昼食は、近所のコープで買ってきたミニヒレカツのセットを使ってカツ丼をつくった。玉ねぎが見あたらなかったので長ネギで代用。タレは面倒なのでめんつゆに砂糖、みりん、酒、水を適当にぶっ込んでみた。うまいが、ちょっとだけタレが濃かったかな。このあたりのさじ加減が難しい。

 夕食は妻がラム肉とキャベツのカレー炒めをつくってくれた。ラムとカレー粉の相性がバツグン。うまし。

 

 読書は、大澤真幸「〈世界史〉の哲学 現代篇⑧ ふたつの全体主義とその敵たち」。テーマはファシズムナチス・ドイツにおける、政府の上位存在としてナチスが存在していたという政治の二重体制と、ホロコーストにおける徹底した秘密主義の類似性。政治の二重体制については、スターリニズムにも通じるところがあるようだ。

 ユダヤ人のくだりは読んでいてツラいが、考察としては非常に興味深い。