わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

舞踏家みたいだ。

 夜中にエアコンの電源を落としてから二度寝に入るのが習慣となった。大抵、渇きと尿意とで目が覚める。エアコンを止め、トイレで排泄し、手を清めてからコップ一杯を一気飲みし、また横になる。行動は覚えているが、その時に考えていたことなどまったく覚えていない。せいぜい、排泄後の安堵感と、のどがうるおった後の爽快感、それが安眠につながっているという感覚だけだ。

 五時四十分起床。ここ数日、朝になると葵がやたらと書斎から窓外を見たがる。なぜだろう。

 仕事。昨夜は遅くまでなんやかんやと慌ただしかったから、幾分脳味噌が疲れを引きずっているようで、今ひとつ思考も態度もシャキッとしない。暑さのせいでもあるのだろう。感染が拡大し続けるコロナへの気疲れというのもあるのだろう。

 夕方、妻と買い出しへ。帰り道で、お隣が買っている元保護犬トイプーのルッタと会った。あいつはいつも全身で喜びを表現してくれる……と書くと、なんだか舞踏家みたいだ。

 

 堀江敏幸「二月のつぎに七月が(37)」(「群像」2021年8月号掲載)。おいしいお茶の入れ方、三木卓のちょっとエロティックな詩。

 古井由吉「こんな日もある 競馬徒然草(6)」。2010年7月の日記。オグリキャップ引退。競馬には疎いが、懐かしさは感じる。たしか、高校の先輩の会社がオグリのぬいぐるみをつくって一山当てたんだよな……。