わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

溶ける重さと強ばる重さの違い

 五時四十分起床。肌寒い朝。十月中旬はこんなに冷え込むものだったか、と記憶を辿り、記憶ではなく今の感覚のほうを訝ってしまう。身支度の動作がつい緩慢になるが、真夏の朝の緩慢さとはまるで違う。溶ける重さと強ばる重さの違い、という表現がしっくりくる。

 仕事。さほど立て込んでいないはずなのに、どういうわけか連絡が多い。今週は締切が一本もないというのに、妙に慌ただしい。某不動産会社パンフレット、某金融機関のチラシ、某建設会社パンフレットなど。

 義父、明日退院が決まった。元気そうだし、あまり心配はいらない。

 

 上田岳弘「Automata」(「群像」2021年11月号掲載)。高級腕時計、YouTuber、夏休みの記憶。三題噺的だなあ、と思ってしまった。ひょっとすると、そういう方法論で書いているのかも。知らんけど。