五時四十分起床。夏は終わったか、と感慨深くなってしまいそうなくらい、涼やかな朝。さわやかというほど晴れてはいないのだが、空気はひんやりとして心地よい。小学一年生の子がいるお隣さんの家で咲いている朝顔が季節とずれているような錯覚をしてしまう。だがまだ八月は終わっていない。
仕事。抱えている案件数はそこそこあるがいずれも緊急度が高くないので、比較的落ち着いている。マイペースで某美容系案件などを進めた。
夕方、整形外科でアキレス腱炎の治療。超音波は腱の炎症に効果的なようで、どんどん痛みが取れていく。不思議だ。
妻が夕方から仕事で外出していたので、夕食はお惣菜で手軽に済ませた。
高山羽根子「パレードのシステム」(「群像」2022年9月号掲載)を読みはじめた。他界した祖父が台湾出身だったことを知った主人公は、彼が残した大量の読めないメモや写真を引き取ることにし、そこに書かれたことなどを調べ始める…。