五時四十五分起床。朝のうちは空が雲に包まれているようだったが、薄い綿を長く伸ばしたような雲がまばらに拡がるようになった。朝日に照らされた雲は黄金色に輝いている。
午前中は掃除。リビングのカーペットを冬用に交換した。これで猫の葵も喜ぶかと思いきや、部屋をガチャガチャやっているのが気に入らなかったらしく、文句を言っている。
午後はランニングへ。といってもアキレス腱炎のリハビリなのでウォーキングとウォーキングの間にランを挟む感じ。しかも長くは走らない。違和感のようなものは相変わらず感じるものの痛みはない。少しずつ、焦らず運動量を増やすつもり。
読書は鷲田清一の連載評論「所有について(18)」(「群像」2022年11月号掲載)。章タイトルは「直接性を巡って(承前)」。現代の資本主義社会の基本的なルールである「所有」についての考察。「社会契約」の理念が「自己自身との契約」になるというトリッキーな考え方が、どうもうまく理解できない…。