三時、ぱっきりと目が覚めてしまう。ひとまずトイレに行ってみたが、決して尿意によるものではないことがその量でわかった。アタマは妙にクリアで、こりゃ、もう一度寝るのは難しいかな、と思ったが、すぐ眠ってしまったらしい。古いラウンジ付きの十階建てのマンションに住む夢を見た。
五時、また目が覚めてしまう。三度寝は厳しいだろうな、と思ったがまた寝たらしい。目覚ましの音で眼が覚めた。
春分の日だが、仕事。某POP系案件のコピーを黙々と。ひとまず目途が立ったので別の案件に取り掛かったが、案の定というべきか、十一時頃に猛烈な睡魔に襲われた。懸命に資料を読み込みメモするのだが、一文字書くたびにコクリ、となり、書いた文字は、ありきたりな表現だが、みみずがのったくったようになっていた。これを延々と繰り返してしまい、こりゃダメだなと思い、仮眠を取ることにした。
昼食の時間なので起床。しらすとキャベツのパスタ。うまし。
午後、仕事再開。今度は眠くならない。
十六時、妻とクイーンズ伊勢丹へ買い出し。途中に通りかかった原っぱ広場、桃や桜がたくさん咲いていた。そして、水遊びをする子どもたち。小川のようになっているところで、PETボトルに水を汲んで遊んだり、水の流れに沿ってチャプチャプと歩いたり。
夕食は豚肉の味噌漬け焼きを食べた。これまたうまし。
村田喜代子「新「古事記」」最終回(「群像」2023年4月号掲載)。科学に対する、あるいはこの世という存在に対する疑問。