ノウゼンカズラが咲いて - わたしが猫に蹴っとばされる理由

　五時四十分起床。今朝も暑いが外にでると心地よい風が吹いている。朝のうちは過ごしやすい、といってもせいぜい七時前くらいまでの話で、この時間を過ぎれば日差しはより鬱陶しいほどの熱を帯び、風は生ぬるく、息苦しくなる。しんどいが、まあ、体が慣れればそれなりに受け入れられるとは思う。

　日曜だが仕事。某Web案件。黙々とキーボードを叩きつづけた。

　昼食は素麺。めんつゆに青じそドレッシングを混ぜたもので食べたら美味だった。薬味にしたみょうがにもよく合う。

　午後は作業再開。時折眠気に襲われた。

　夕方、妻と軽くウォーキング。暑い。西に向かって歩いたので西日がまぶしい。あちこちでノウゼンカズラが咲いていた。西友で買い出しをして帰宅。猫砂など。

　夕食を食べながら、日曜美術館の再放送。かがくいひろし、という絵本作家。子どもがいないのでこの作家のことは全然知らなかったが、子どものハートを掴む天才だ。

　　長嶋有「トゥデイズ」（「群像」2023年8月号掲載）。いつもの日常、ささやかな幸せ、そしてその日常に、本の少しだけ影を落とす事件。影はできるかもしれないが、暮らしはまったく変わらない。