わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

賢いな

 五時四十分起床。今朝も涼しい。しかし七時半にもなると東側にあるリビングはベランダとつながる広い窓から強い日差しをもろに受け取り、気温は急に上がりはじめた。動物たちが心配なので、八時にはエアコンの電源を入れた。こんな感じの毎日。

 日曜日だが、今日も仕事だ。某工具メーカーのカタログ案件。着手直後からずっと迷いつづけている。これほど答えが見つからない案件も珍しい。だが、考えつづければなんとかなる。

 うどんで昼食、そして午後も仕事。十六時、キリのいいところで終了。

 夕方、歩いて十五分の場所に住む義母から妻宛てに「野菜が届いたので取りに来ててほしい」と連絡が来たので伺うことに。十七時、トイレを済ませたらさあ出発、と思っていたら、トイレのドアのラッチが故障したようで、中に閉じ込められてしまった。妻がすぐ対処法を調べてくれて、それでなんとか出ることができた。十分くらいはあれこれ試行錯誤していたかもしれない。ひとまず義父母宅に向かい、野菜を受け取り、ついでに買い出しをしてから帰宅し、その後ネットで調べてみたのだが、どうやら自分で交換は可能なようだ。ほとんど閉めることがない部屋のドアのラッチを外してトイレのものと入れ換え、トイレのラッチをその部屋のドアに、ロックされなように反対向きに付けた。ただ、このままでは不便なのでネットで同型のものを注文。送料込みで2,700円くらい。修理業者に頼むと、出張作業料がそれなりにかかる。この程度の作業なら自分でやったほうが賢いな。

 

 

 夕食は義母からいただいたロールキャベツを食べた。

 

 井戸川射子「無形」(「群像」2023年8月号掲載)。古い団地に弟と住むギャルっぽい女の子。ガールズバーを辞め、ベビーシッターのほうを頑張ろうとするが、子を預かることのプレッシャーに衝動的な感じで負けそうになり…。さまざまな事情に小さく翻弄されるが、その翻弄が実は彼女の人生を大きく停滞させているように感じる。その様子が、井戸川さんらしい、多元・多視点的な感じのある不思議な文体で、ゆらゆらと綴られていく。