五時四十分起床。葵、夏の間は誰よりも早く起きて猫タワーのてっぺんから外を見るのを日課にしていたのだが、朝の気温が下がり始めたここ数日は、ねぼすけ猫の本能が勝ってしまったようで、なかなか起きてこない。六時前では、外はまだそれほど明るくないということもあるのだろう。こうして少しずつ天気も気温も朝のルーティーンも変わり、冬へと移り変わっていく。
某案件の原稿を少しだけ進めてから、整骨院へ。首と背中、かなりよくなってきた。
午後は引きこもって原稿のつづき。かなり悩んだ。
松浦寿輝「B(4)」(「群像」2023年11月号掲載)。異常な感覚、異世界感。連載開始の頃は控えめだったこれらの感覚が、どんどん強まってきた。