わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

絵を見た気にはならなかった

 五時四十分起床。曇天か、と思ったが、曇りがちではあるものの青空が優勢、雲は白く夏の気配が濃い。観葉植物をベランダに出して少しだけ日光浴させた。

 朝、一時間だけ仕事。その後掃除、アイロンがけと家事をこなし、昼食後は妻と東京ステーションギャラリーへ。

「どうぶつ百景 江戸東京博物館コレクションより」を観た。さまざまなタッチの動物画を楽しめるのかと思ったが、作品の大半が浮世絵、美術展というよりも江戸の歴史や風俗を「動物」という切り口から学ぶための展示という趣き。楽しくはあったが、絵を見るために来た人はちょっと物足りなかったんじゃないかな。ぼくと妻の感想は、「絵を見た気にはならなかった」。

https://www.ejrcf.or.jp/gallery/exhibition/202404_dobutsu.html

 

 その後は妻がギフトの買い物をしたいというので吉祥寺へ移動。ちゃちゃっと買い物を済ませて帰宅した。

 

 保坂和志「鉄の胡蝶は夢に記憶の歳月に彫るか(70)」(「群像」2024年6月号掲載)。猫の記憶、そして猫の思考をわかったつもりになることの危うさについて。