わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

二つの時間を同時に生きているような

 五時四十分起床。夢に母親と妹が出てきた。家族や地元の友人が出てくる夢では大抵の場合、自分は高校生になっている。だが記憶やモノの考え方は五十五歳の今の自分のままだったりもする。二つの時間を同時に生きているような感覚が、目覚めてからは奇妙に思えるものの、夢の中ではそれがごく自然なことのように振る舞っていて、おそらく登場している母もまた、四十代ののころと八十代の今と、両方の母、ということなのだろう。妹も父も、おそらく同じ感じだ。

 仕事。某土木会社案件、IT企業案件、美容会社案件。なんだか、今日はあまりアタマを使わなかったような気がする。

 午後、銀行へ行くついでに早めにウォーキング。妻が、沈丁花のつぼみが膨らんでいることに気付いた。これが咲きはじめると花粉が本格的になる。今日は三月並みの気温なのだそうだ。花粉が散っていてもおかしくない。

 夕食は水餃子のスープを食べた。

 

 保坂和志「鉄の胡蝶は歳月の夢は記憶は彫るか(78)」(「群像」2025年2月号)。八十年代の文芸誌の傾向。蓮實・柄谷の排除? うーん、八十年代は自分が若すぎてよくわかんないや。九十年代は決してそんなことはなかったけど。