五時四十分起床。多少冷え込んでいるがいつもほどではない。風の音も聞こえず、これでしっかりした朝の日差しを感じれば文句なしだが、二月中旬の五時四十分にそんなことを望むのはおかしい。いや、夏だってこの時間は日の出前だ。
午前中は掃除、アイロンと家事に精を出す。担々うどんで昼食をとり、午後から善福寺川沿い、和田堀光園のほうへランニング。妻が自転車で伴走してくれた。10kmほど走ったところで寄り道。杉並区があちこちでPRしている「荻外荘」を見学してきた。近衛文麿の住居が復刻されたということだけは知っていたが、ここで数々の政治的な会談が行われていることや、戦争終結に奔走していたにも拘わらず終戦時に戦犯と見なされここで自決したことは知らなかった。木造だが比較的シンプルでいい趣き。螺鈿で装飾されたテーブルと椅子が工芸品として驚くほど精巧かつ美しく感動したが、写真は撮らなかった。
夜はカレーを食べながら、日テレ「みんなの動物園」。保護猫たちがどんどん人慣れしていく。感動。
三木那由他「可愛い哲学(1)」(「群像」2025年2月号)。『言葉の展望台』が大好評でぼくも楽しく読ませていただいていたトランスジェンダーの哲学者・三木那由他さんの新連載。今回はイントロ的なないよう。哲学論文、書籍、そして哲学者の「可愛いところ」にフォーカスした連載になるんだそうな。うーん、おもしろそうだが、哲学者を「可愛い」って思ったことはないなあ。学生の頃は「偉大だ〜」という気持ちしか起こらなかった。提示された例や文体、そして人柄などについても、「可愛い」よりは「すげえ、さすが」が先に来ちゃってたな。



